嫌な自分や因果応報を「受け入れられない」を解除したくなる話

1年前に樹木希林さんに触発されて書いたこの文章を、2019年9月21日現在、手直ししました。

奇しくも、樹木希林さんの一周忌です。

昨日久しぶりに本屋さんに行ったら、樹木希林さん関連の、わたしの知らない本が出版されていました。

手に取りパラパラめくったら、そこから発せられるエネルギーに心打たれました。

わたしの意識をゆさぶってくれる魂だ、とあらためて思いました。

本題に入ります。

自分を受け入れることが、もしかすると最大の使命ではないかと思うほど、わたし達は自分を受け入れられないと思いませんか?

受け入れられないとしあわせになれない、と思いませんか?

わたし自身、それで苦しみました。

その体験から、嫌な自分を受け入れ因果応報も受け入れしあわせになることを、一緒に考えたいと思いました。

「受け入れる」ということは、誰より自分自身が一番望んでいることではないかと思います。

認めてもらいたい、認めてもらいたい、と希求するわたし達です。

自分を一番認めていないのは、一体誰でしょう。

わたし達は、誰に一番認めてもらいたいんでしょう。

受け入れている樹木希林さん


(ここからは1年前の20018年9月21日に書いたものを書き直ししたものです)

9月15日、6日前、樹木希林さんが逝かれた。

すごく好きだった。憧れの人だった。その生き方を真似したい人だった。

わたしと同じ思いの人がいっぱいいるらしく、テレビでは連日、生前の樹木希林さんが映し出された。

どの樹木希林さんを観ても、興味深く、おもしろい。なんとも味わい深いオリジナルの哲学。なんと魅惑的であろうか。

じっと樹木希林さんを観ていたら、わかった!

「受け入れる」

樹木希林さんは、すべてを受け入れているんだ。

そこにわたしは、強力に、惹きつけられるんだ。

すべてを受け入れるとは、流れに逆らわず生きること。どんな自分でも受け入れること。

どんなネガティブなことが起ころうが、抗わず、受け入れる。因果応報。自分の人生はすべて自分の思いが創っている。

どんなに最悪な出来事でも、自分が創ったとは絶対に思えない出来事でも、自分が原因を創り、その結果が現実に現れている。

ネガティブな出来事が起きたということは、自分がネガティブな思考や感情を発したということ。ネガティブな思考や感情が自分の中にあるということ。

すべてを受け入れるとは、目の前の出来事はすべて自分が創ったと認めることであり、どんな嫌な自分でも丸ごと受け入れるということ。

流れに逆らわないのは、目の前の出来事はすべて自分が創っていることを知っているから。それを受け入れているから。

受け入れたら受け入れっぱなしではなく、ネガティブをポジティブに変更して、自分の望む人生を新たに創っていく。

それがしあわせの道。

わたしは、まだ、すべてを受け入れられていない。

自分の人生はすベて自分が創っているということを、受け入れきれていない。
ネガティブな思考や感情がある醜い(と思っている)自分を、受け入れきれていない。

だから、苦しい。

すべてを受け入れるようになりたい。すべてを受け入れると、意識が拡がり、しあわせになることを知っているから。

【追記】1年経って、日々の実践の結果、相当受け入れられるようになりました。1年でかなり変わった自分を実感しています。

受け入れるということ

樹木希林さんは自分を受け入れている、と思いました。

樹木希林さんの、すべてを受け入れるエネルギーは、まわりの人を巻き込む強い力があると思いました。

樹木希林さんがしあわせそうだから、真似したいと思うし、いい影響を与えられるんだと思います。光を感じるから、人の氣が集まるのでしょう。

自分を受け入れるということは、しあわせになるということだと思います。でも、難しいことなので、樹木希林さんが取り上げられるのでしょう。

しあわせになるなら、すぐ受け入れてもいいことなのに、なんで難しいんでしょう。なんらかのストッパーがかかってしまうんでしょう。

ネガティブな思考や感情は、受け入れ難いです。容易ではありません。

怒り、嫉妬心、競争心、優劣意識などなど、ネガティブなものが自分にあることを、わたし達は認めたくないものです。怒っていたり、嫉妬していたり、競争心を出したり、優劣意識を持っていても、そんな醜い自分は認めたくないものです。

だけれど、認めない限り、自分を受け入れることはできないです。自分を受け入れることができないと、自分と自分が分離し、葛藤が起きます。苦悩する分離状態です。

どんな嫌な自分でも受け入れると、自分と自分が仲良くなり、苦しみや葛藤がなくなります。しあわせな統合状態です。

わたし達はしあわせになるために生まれてきています。しあわせになるためには、自分の中にあるネガティブな思考や感情に氣づいて、それを受け入れることが必要です。

そのために、ネガティブば出来事が起こり、それによってネガティブな思考や感情が出てくるような仕組みになっています。

自分の中にあるネガティブな思考や感情を知って、受け入れ、そしてその感情から自分を解放するためです。受け入れたら、ネガティブをポジティブに変換し、しあわせになるようになっています。

自分の中にあるネガティブな思考や感情に氣づき、それを認めて受け入れることがスタートです。

受け入れられない


わたし達は、ネガティブな出来事が起こると、相手のせいにします。それが当たり前になっています。

相手のせいにすることで、自分の中にあるネガティブから目をそらすことになってしまいます。それでは、しあわせになる道を断つことになります。

相手を受け入れるのではない、自分を受け入れる。

すべてを受け入れるとは、相手はまったく関係ないです。相手はまったく関係なく、自分を受け入れるだけです。

自分を受け入れられないということは、相手も受け入れられません。すべて受け入れることができたら、相手も受け入れられます。そして、自分の内側で統合が起こります。

ネガティブな出来事が起こるということは、まだすべての自分を受け入れてないサイン、と思ったらどうでしょう。

ネガティブになるのは本当にイヤですが、活用の仕方によって、自分を変える最高のギフトになります。

大きなネガティブほど、大きく自分を変えてくれます。自分が変わったときの喜びは半端ないです。ネガティブに感謝の氣持ちが湧き上がってきます。

樹木希林語録

(2004年網膜剥離で左目を失明)

1年前に朝起きたら、バタッと目が見えていないんですよ。

片目が全く。真っ白。

やっぱり絶望しました、一瞬。

ほら、明日死ねるわけじゃないから、ずっとこれで生きていなきゃなんないのかと思ったときにね、、、

まぁ、それも人生

だって誰でも一寸先は闇ですからね・・・

その人の奥側にある、対する人の裏側にあるものを見ていくチャンスかなというふうに思っています。

ガンはありがたい病氣よ。周囲の相手が自分と真剣に向き合ってくれますから。
ひょっとしたらこの人は来年はいないかもしれないと思ったら、その人との時間は大事でしょう。

そういう意味で、ガンはおもしろいんですね。

樹木希林 わが家のルール
ルール 何にもないのが わが家です

ルール 作る必要もない わが家です

ルール あっても誰もそれを守りませんから

ものにはやっぱり表と裏があって、どんなに不幸なものに出会っても、どっかに明かりが見えるもんだというふうに思っている。

私は「なんで夫と別れないの」とよく聞かれますが、
私にとってはありがたい存在です。

ありがたいというのは漢字で書くと「有難い」、難が有る、と書きます。

人がなぜ生まれたかと言えば、
いろんな難を受けながら成熟していくためなんじゃないでしょうか。

2018年7月27日のインタビューで

ガンだからもうね、もう至れり尽くせりの体になってるんですよ
踏んだり蹴ったりで、、、

でもそれは全部原因が自分にあるわけだから、自分のせいです。
この体は自分のせい。

やっぱり体っていうのは、いただいたもの。
それを私は借り物だと思わないでね、
全部自分の体だと思って、ぞんざいに扱ってきたので、

ああ、こういうことだったんだな、って、
この年になってお詫びしているわけです。

むしろ幸せがずっと続くもんでもないから、何か自分で行き詰まったときに、どうぞそこの行き詰まった場所だけ見ないで、ちょっと後ろから見てみるという、そのゆとりさえあれば、そんなに人生捨てたもんじゃないなと、物事をおもしろく受け取って愉快に生きて、お互いにっていうとおこがましいけど、そんなふうに思っています。
あんまり頑張らないで、でもへこたれないで。

【追記】樹木希林語録は、1年前に、テレビで放映されていたものを書き起こしました。

その後、樹木希林さんに関する本は、後を絶たず出ています。心を打つ語録は、この他に、もっともっといっぱいあると思います。

昨日本屋さんで心打たれた、樹木希林さんの言葉をぜひ紹介したいです。
『9月1日 母からのバトン』樹木希林・内田也哉子著。この本の「まえがき」に書かれている言葉です。

  まえがき

「死なないで、ね・・・・・・どうか、生きてください・・・・・・」
去年の9月1日、母は入院していた病室の窓の外に向かって、涙をこらえながら、繰り返し何かに語りかけていました。あまりの突然の出来事に、私は母の気が触れてしまったのかと動揺しました。それからなぜそんなことをしているのか問いただすと、
「今日は学校に行けない子どもたちが大勢、自殺してしまう日なの」
「もったいない、あまりにも命がもったいない・・・・・・」
と、ひと言ひと言を絞り出すように教えてくれました。
この2週間後に、母は75歳の生涯の幕を閉じました。

わたしは、樹木希林さんの魂に、涙し震えてしまいました。ワンネス意識とは、こういう意識をいうのではないかと思いました。

さいごに

自分の意識が自分の現実を創る、というこの世の法則がある。

相手が原因なのではない、自分が原因を創っていることを受け入れる。

ネガティブな出来事は、自分のネガティブな思考や感情が創っている。

ネガティブな思考感情があることを受け入れる。

ネガティブな出来事は、自分の中にあるネガティブな思考や感情を浮上させるために起こる。

ネガティブな思考や感情に氣づく→認めて受け入れる→ポジティブに変換する→本来の自分自身に戻る(自分軸に戻る)→しあわせ!

物事は必ず裏表がある。ネガティブな出来事の裏には、ちゃんとポジティブが張り付いている。

そのポジティブな側面にフォーカスして、しあわせになる。

すべてを受け入れたら、不安や恐怖の入る込む余地はない。

しあわせになるためにわたし達は生まれてきた。

すべての出来事を受け入れること、どんな自分でも受け入れることは、究極の喜びではないだろうか。

それがわたし達の使命、と言ってもいいのではないかと思う。


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日本メンタルコンサルティング協会®︎
認定メンタルコンサルタント
後藤 美保


「今がうまくいってなくても大丈夫!」私も過去そうだったし、それを変える方法を知っています。かつて問題だらけの人生だった私が、現在はメンタルコンサルタントとして人生を変えるサポートをしています。

私は母に愛されないことが劣等感でした。愛を知らないから自分も人も愛せない、だから幸せになれないと思っていました。最も苦しんだのはアル中の夫との不仲で、家庭内別居状態でした。

2007年、ハイヤーディメンションゼミナールで「問題を根本解決する方法」「望む人生を叶える方法」を学び、現実を好転させていきました。アル中は治り、夫婦仲良く旅行に行くまでになりました。自分を愛せるようになり、人間関係が良好になりました。心から笑い、自分らしく生きる喜びを取り戻し、楽に生きられるようになったんです。

この自分軸では、そんな私が確信した「現実を変える方法」を発信します。あなたが悩みや苦しみから解放され、自分らしく生きるきっかけになったらうれしいです。