完璧主義はやめられる!自由な心で生きるための2つの秘訣

前向きに自分は頑張っているのに、思うようにいかず苛立ったり、一生懸命さが空回りして人から「厳しすぎる」と言われたり..始めはやる気があったのに、結局中途半端で結果が得られず、そんな自分が嫌になった経験はありませんか?

そんなあなたは、もしかしたら「完璧主義」の傾向があるのかもしれません。完璧主義の傾向は、下記のチェックリストで診断することができます。

完璧主義をやめると、周りの人や状況が逆にうまくいきだしたり、ストレスなく楽になんでもできるようになって、結果は「完璧」にできてしまったり..そんな不思議なことが起こります!

ここでは、「完璧主義」をやめて、ストレスから解放され、自由な心で生きるための2つの秘訣をご紹介します。完璧主義はやめられます!

1.チェックリストで完璧主義度を診断

まずは、完璧主義かどうかを知るために、以下の12の質問に答えてみましょう。あなたは、いくつ「YES」があるでしょうか..

1.時間はきちんと守るほう。集合時間の10分前には到着
2.常識のない人をみるとイライラする時がある
3.今の自分に満足していなくて、常に学びを続けている
4.いい人でありたい、人から嫌われたくないと思っている
5.妻(夫)、恋人、家族、会社、世間・・の、期待に応えたいと思っている
6.急な仕事があるとパニックになる
7.行動する前に予定を立てたり、シュミレーションしたり、下準備はかかせない
8.なぜかやることが多くなって時間に追われることがある
9.他人の悪いところが目につく
10.自分はダメ・・と、なかなか自信がもてない
11.自分は常識的な人間だ
12.欠点や悪いところを直そうと常に努力している

上記の質問に5つ以上該当した人は、完璧主義の傾向があるようです。

2.完璧主義の特徴・2つのパターン

完璧主義の特徴を、2つのパターンでみてみましょう。夫婦関係を例にとってみます。

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パターン1: 優等生で人に厳しい

パターン1の人の特徴は、自分に厳しいことです。自分を律することができるので、学生のころは成績がよかったり、責任感があってミスが少なく、会社では上司にかわいがられる人かもしれません。

でもパターン1の完璧主義の人は、自分が完璧であろうとするために、人にもそれを求めがちで厳しくなってしまう傾向があるようです。

たとえば、妻が、パターン1の完璧主義だった場合...
なかなか結果を出せない夫に対して、厳しくなりがちで、夫のダメなところばかりに目がいき、「どうして、そんなこともできないのー」と威圧的に夫に緊張感を与えてしまうかもしれません。

でも本心から、夫に厳しくしたいわけではないんだと思うのです。完璧主義の妻にとっては、夫は痛いところをうまく押す、ツボ押し名人のように、妻にとっての「こうあるべき」というルールと違うことをする夫に、つい厳しくなってしまうのかもしれません。でも、なぜ夫がツボ押し名人になるかは?実は自分が完璧主義であることと関係があるようです。

パターン2: 完璧を求めるがゆえに、何もできなくなる

パターン2の完璧主義の人の特徴は、完璧さを求めるがゆえに、結局何もできなくなってしまい、自分を責めるパターンを持っていることです。

始めは「よし、やるぞー!」とはりきっても、時間に追われ、完璧にできないことが増えてくると、それが嫌なこととなってやる気を失い、物事を途中で投げ出してしまう可能性が高くなります。

そんな完璧主義のパターンは、『完璧を求める → 効率が悪い → 終わらせられない → ダメな自分と責める → 疲れる』です。最後はとても疲れて、時間があっても力がでなくなってしまうのです。

たとえば、夫が、パターン2の完璧主義だった場合...
あれもこれもやろうとして、結局できないことが増えてきたとき、妻に「あれはどうなったの?」といわれるだけで、責められたように感じて、余計に何もできなくなってしまうことがあるかもしれません。でもそれは、上手くいかない時、できない自分を、自分が責めてしまうことと関係があるようです。

3.どうして完璧主義になるのか?

ではどうして、完璧主義になってしまうのかをみていきましょう。 それは..そこになんらかの感じたくない感情があるからです。

たとえば、「完璧にできなかったら、人は自分を駄目な人間と評価するかもしれない」「私を認めてくれないかもしれない」という『恐れ』があると、その「恐れ」を感じないようにするために、完璧であろうとします。

また、自分に対して「ダメな自分でいるのはいや」と、『劣等感』を感じないようにするために、完璧でいようとすることもあります。

つまり、完璧であることは、「恐れ」や「劣等感」を感じないようにするための、防御策なのです。

4.完璧主義をやめるための2つの秘訣

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秘訣1:人はそれほど完璧を求めてはいないと気づく

◎「恐れ」を感じたくないから、完璧になる

完璧でないと、相手との関係性でどんな恐いことが起こりますか?それを思い浮かべてみます。

・完璧でなかったら、誰も私を認めてくれないかも
・完璧に家事をこなして、子育てもしないと、周りからできない妻(母)と思われるかも
・ちゃんとできないと、人にばかにされるかも

結論からいうと、実はこれらの思いはすべて思い込みです。

よく考えてみてください..あなたの周りにいる好感を持つ人は、本当に完璧な人ですか?人は完璧な人より、ちょっと欠けた部分を見せてくれる人の方に親近感を持つことが多いようです。たとえば、そつなく完璧な身のこなしの人との付き合いは、緊張を伴いますが、不完全さや、弱点を見せてくれる相手には、逆に安心感を感じたりします。

こんな風に、「完璧でなかったら、認めてもらえないかも、嫌われるかも、ばかにされるかも」は思い込みで、本当は人は自分が思うほどに、完璧さを求めていはいないと気づくことが、完璧主義をやめられる一つ目の秘訣です。

秘訣2:「ダメ・良い」の判断基準は自分の中にあると気づく

◎「劣等感」を感じたくないから、完璧になる

次に、完璧にできなかった時、自分に対してどう思うかを思い浮かべてみます。

・劣等感を感じるのがいやだ
・恥ずかしい自分、カッコ悪い自分を見るのはいやだ
・ダメな自分を目の当たりにするのはいやだ

ダメな自分、不完全な自分が受け入れられないとき、人はその自分を感じないようにするために、完璧になろうとします。完璧であることで、ダメな自分を目の当たりにしないですむからです。

つまり、「完璧」という結果をだすことで、自分の価値を確認しようとするわけです。でも本当は、あなたの価値は、「結果」ではなく、今のダメなあなたのままで、「価値ある存在」と決めていいことなのです。

ここではダメな自分を目の当たりにしても、そのダメな自分のままで、大丈夫と思える自分になる訓練をしていきます。

その訓練とは、「良い自分」になろうとすることではありません!あなたがやることは、「ダメな自分」を、ただ「そのままで大丈夫」と認めてあげることです。

「ダメ・良い」という判断の基準は、全て自分の中にあるものだったと気づくことが、完璧主義をやめるための、もう一つの秘訣です。

▼完璧主義をやめる方法は、こちらの記事にもまとめてありますので、よかったらどうぞ。
「認められたい」苦しさから抜け出せる今すぐできる!2ステップ

5.完璧主義をやめると、どうなる?

「恐れ」と「劣等感」の仕組みがわかったら、最後は実際に、完璧主義をやめて、いつもと違う行動をとってみます。どんな変化が起こるでしょうか?先ほどの夫婦の様子をみてみましょう。

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◎パターン1の完璧主義の妻が、完璧主義をやめたとき..

夫がツボ押し名人に感じたのは、実は自分に厳しかったので、夫にも厳しくなっていたからだと気づきました。ですから、自分に厳しくなることをやめると..同時に、夫への厳しさも和らぎました。そして、なかなか結果を出せない夫をみても、「夫なりにがんばってるじゃない。」と捉えることにしたのです。また、自分一人ではたいへんなことは、素直に夫に頼んでみました。

すると..不思議なことに、夫はなんでも快くやってくれるようになりました!実は自分が変わると、相手も変わるのが、この世の法則です。さらには「頼りになるわ~」と感謝の気持ちを素直に伝えてみると、夫は妻が頼んだ以上のことを..たとえば、家のあちこちの修理なども、はりきって始めてしまうかもしれません。^^

自分自身が完璧主義をやめて、相手のありのままを受け入れたり、頼りすることができるようになると、人は快く手伝ってくれたり、やる気を出して動いてくれるようになるようです。

◎パターン2の完璧主義の夫が、完璧主義をやめたとき..

夫は、まあ、完璧にできなくてもいいやという気持ちでやってみることにしました。すると..「なんだあ?、意外に簡単にできるじゃないか!」と思ったのです。実はあれも、これも・・やらなくちゃ..と頭で考えていたから、できることもできなくなってしまっていただけでした。

完璧にやろうとしてできないとき、心の中に生まれる葛藤、自分を責める気持ちが、「できない」状況を創りだしていたのです。実は夫は始めから自分で成し遂げる力をちゃんと持っていました。

そして、そんな夫をみた妻が「すごいじゃない~!今晩はあなたの好物つくってあげる♡」と褒めると..夫はもっとやる気がわき、思った以上に完璧にできちゃうかもしれません。そして「オレって、もしかして天才?」と自我自賛するわけです。^^

こんな具合に.「完璧主義」をやめただけで、実はなんでもよい方向へ廻りだし、結果、完璧にできてしまうこともあるのです。また完璧じゃないことを実際にやってみると、「完璧である必要はなかった」ということがわかってくると思います。

6.最後に...

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完璧主義とは、自分の中にあるルールを守ろうとすることですが、そもそも、「完璧」ってなんだろう?とある時思いました。ついつい人に厳しくなりがちな自分をみて、完璧さを求めて生きるより、力をぬいて、自由な心でありたいなあ~と思ったのです。

完璧じゃないからこそ、個性や魅力が生まれ、この世はいろいろな体験ができる楽しい世界であり、結局、完璧なものに面白味はないのかもしれません..

完璧じゃない自分も相手も認めて、もっと..奇想天外な、個性豊かな世界を楽しんでいける、自由な心でありたいな~と思いました。^^


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