自分に自信が持てない理由とそこから抜け出す5つのステップ

みなさんにこんな経験はありませんか?

「自信をつけよう」と、資格をとってみたり、書籍を紐解いてみたり、ヒントになりそうなお話しを聴きに行ってみたり、そこに得られるものがあったなぁと感じてもまた「自分に自信が持てない」という思いがまたフツフツと蘇ってくる。

実は、このように書いている私自身がまさにこの繰り返しの状況から抜けられずに悶絶してきた当事者です。

そんな私の実体験から、「自分に自信が持てない」メカニズムを紐解いてゆきたいと思います。そしてその先に今、見えてきた「脱出準備の為の5つのステップ」をご紹介したいと思います。

ステップ1「限界を感じたら、それは何か助けが用意されているサイン」

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それは10年前~数年間にさかのぼります。自分に自信をつけたくて私が出会ったその「はじめの一歩」それは「インナーチャイルド」という存在を知ったことでした。この知識は書籍などから。インナーチャイルドとは、幼少時におった、傷ついたままの心のことを称してそう例えられていました。

~今あるあなたの「自信のなさ」は「幼少のころの傷ついたままの心(インナーチャイルド)があるからです」故に傷ついたままでいるインナーチャイルドに貴女が寄り添い癒すこと、まずはそこからはじめてみましょう~ 私は早速、「インナーチャイルドを探し、寄り添い癒そう!」と取り組みはじめます。

そして確かに存在しました。傷ついた心のままでいる幼少期の存在が。一人歯を食いしばって我慢し頑張っていたこと。誰にも打ち明けずに必死に守り貫いてきたこと。私は、文字通り寄り添い受け入れ、癒そうとします。心の中で話しかけたり優しく抱きしめようとしました。・・・ところがです!

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そのすべてをはねのけられてしまうことだけが何度も繰り返されました。むしろそうすればするほど、インナーチャイルドと私の関係は悪化の一途。幼少のころの「私」も、そこに寄り添おうとする「今の私」も、どちらも「私」であることには変わらないと、私自身が感じ確認できるのに、です。

数年間のこうしたやりとりの中で次第に、この取り組みにも「限界」を感じるようになりました。しかしこの「限界」こそが、何か別の助けが用意されているサイン、私にとっての本当の自信とはなにか?を知る上の、大いなるヒントとなっていました。

ステップ2 「いままでの私では自信を養うことは不可能?」

心の傷を「記憶」ているのは大人になった今の私。だからこそ寄り添えたり、癒せたりできるのも私しかいない!そう信じて疑いませんでした。けれども実はその私ではそれは不可能だったのです。ではその私とはいったいどんな私だったのでしょうか!?

【その1】過去味わった感情と一体化してしまう

「傷ついた幼少の私」を振り返り、寄り添おう癒そうとする「今の私」が、振り返る度にその「感情」そのものと一体化してしまったことです。その度に傷ついた心そのものになっている私にインナーチャイルドへ寄り添い抱きしめることなどできませんでした。

【その2】「そうはいっても現実はこうだ(こうだった)」

「傷ついた幼少の私」に寄り添うとき。幼少の私は「そうはいっても現実の体験はこうだったんだよ」と大人になった私に訴えてきました。それは私も事実体験したし確かにそうだった。と自らそれを証明します。すると癒すことなんてできないんじゃないかな?という結論に次第に達してしまっていました。

【その3】「~しなければ」という思いに囚われる

インナーチャイルドに寄り添い、癒さ「なければ」自信を持つことはできないという思いに囚われていた私です。それは自信を持つ一つの「手段」に過ぎないはずが、「ねばならない」という観念になったとき「それだけが唯一の目的」になっていました。すると、気づかぬうちに視野は極端に狭くなります。

【その1~その3】の、どれもこれも私であることにかわりません。けれども自信を持つことにつながる「心の傷を受け入れ、癒すことのできる私」は上記の私ではなかったことが体験を通じてよく分かりました。

こうした体験によって限界を感じた私。しかし、その後用意されていた 助け自信を育むことに繋がっていく傷ついた心を癒すことのできる本当の私とはいったいどんな自分なのでしょうか?

ステップ3 「本当の私を見つけるそのヒントを探る」

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これまでの私をまとめてみると以下のようになります。

【その1】味わった感情と一体化してしまう
【その2】「そうはいっても現実はこうだ(こうだった)」
【その3】「~しなければ」という思いに囚われ視野が極端に狭くなる

インナーチャイルドから拒否されたことで、知ることになったこれまでの私。では、これらの私が、「自信を持てない」ことに実際どのように現れているかを、一つ例を挙げてみたいとおもいます。ここに、「自信を持てないAさん」がいたとします。そんなAさん、新しい職場に転職することにしました。

<1>これまでAさんは新しい仕事に就く度に不安と緊張がぬぐえずにいました。これまで何度も同じ体験をしてきました。はじめての場所で不安も緊張も皆、等しく感じるもの。しかしAさんはその後もその感情をどう変えてよいかもわからずに過去の気持ちのままで新しい職場へ向かうことになりました。

→この状況が、【その1】過去味わった感情と一体化する私です

<2>新しい職場に通うようになったAさん。環境も以前とは違う、出会う方も仕事内容も違う。真新しさの中頑張ろう!と意気込みます。しかしここでAさんは同時に、心の中でつぶやきます。「新規一転。しかしそうはいっても。これまでもそうだったし、私にやっていけるだろうか?」

→この状況が、【その2】「そうはいっても現実はこうだ(こうだった)」と自らに証明する私です

<3>心の中は不安と緊張の渦中にありながらさらにAさんは「働くとは辛いもの。だからこれくらい我慢しなければならないな。」自分を奮い立たせるように新しい職場へ向かう日々が続くようになりました。そして再び、以前と同じ状況を生きてゆくことになりました。

→この状況が、【その3】「~しなければ」という思いに囚われる私です

こうしてみると、Aさんの自信の持てない様子が見えてきます。「四六時中、不安と緊張の感情の中にいるんだなぁ」「そうはいっても私はいままでも~だったと、出来ない自分をまた証明しているな」「働くって辛いものって信じ込んで我慢かぁ」など、その状態を少なからずとらえることができます。

ではなぜ、こうしたAさんの状況がみえてくるのでしょうか?実はここにこそ「いままでの私とは違う、別の私」を見つける、大いなるヒントが隠されていました。

ステップ4 「自信が持てない自分からの脱出準備」

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文章として例に挙げたAさんですがそれを読みながらAさんの「感情」にも「考え」にも「囚われ」にも、どこにも入り込むことなく「観察」しています。なのでその状況がみえてきます。客観的な立場でそのままを観ることができる。「観察」にはこの視点があります。

この視点。「そのままを観察する視点」が「癒すことの出来る本当の私」「いままでの私とは違う、別の私」と実はイコールだったのです。

「観察できる私がいる」その存在はどこか遠くにいるのではありませんでした。観察することを意識することで次第にその私を認識するようになります。すると、どのようなときに感情が動くのか?どんな思いを持っているのか?何に囚われているのか?も冷静にそのパターンを「観察」することが出来ます。

このことが自信が持てないでいた【その1~その3】の私から、自信を持つことへと繋がっていきました。いいままでの「私」には不可能で「観察する私」には可能なこと。最後のステップではその、観察する私だけがが可能なこと、それを用いた「自信が持てない自分からの脱出準備の一例」をご紹介します。

ステップ5 「観察する私」との共同作業で育む自信

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「観察する私」は過去味わった感情を感じても文字通り「その感情を観察」できます。これは感情と一体化することなく居られる準備です。「そうは言っても現実はこうだ」という、繰り返しの思いにも気付くことができます。「~しなければ」という囚われた気持ちに対しても同様に気付くことができます。

つまり、【その1~その3】の、「それが私」だと思ってきた自分に対して、明確な距離を次第にとることが可能になるのです。距離をとること出来るようになってくると、さらに可能なことは「別の選択する」ことが可能になって来るのです。

感情と一体化せず、別の「感情」を選択できる。そうは言っても現実はこうだという思いにも、別の「現実」を思い描こうと選択できる。囚われていた思いにも、それ以外の世界を見出そうと選択できる。これには日々「すべてを観察し続ける」自己トレーニングはどうしても必要になりました。しかし、

「選択する」ことが可能という思いそのものも実は「更なる揺るぎない自信」へと繋がっていきます。冒頭にも書かせていただいた「資格」や「書籍」や「新しい出会い」の中に見出そうとしてきた「自信」はもとより、「観察する私」との共同作業から育まれるこうした「自信」は、感じるその安心感や安定感が各段に「違い」ました。

インナーチャイルド、傷つた心のがずっと待っていたのはこの「観察する私」だったのです。明確な距離を保つことができるからこそ不安や緊張に寄り添える。そして別の感情を選択できる、これまでの考えとは別の現実があるよ!囚われとは別の世界があるよ!と。

観察する本当の私といつも一緒に、自信を育むその道を共にに歩むことができるようになります。この揺るぎない、安心感と安定感の中でです。

日々を暮らしている中では【その1~その3】の私こそ、私であること以外あり得ない、そう信じて疑わずあった生き様をすぐさま変えることは出来ません。しかしこの新しい「自信」を知り、育み探求することを、観察する本当の私との共同作業で「自分に自信を持てない」からの脱出準備が始められます!

自信が持てない自分の実体験からそのメカニズム、「観察する私」に出会うまでのプロセス、そして、傷ついた心を癒し、別の世界を選ぶ扉を開く、その脱出準備まで!長文をお読みいただき本当にありがとうございました。なにかみなさんの参考になることが出来たら、心からうれしく思います。


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