幸せになるには、もっと愛して愛されるだけでいい

幸せになりたいと、誰もが思っています。そして、パートナーをもっと愛したい、もっと愛されたいと望んでいます。

これは、とても自然な願いですね。それなのに、愛されたいという願いは、なかなか満たされません。強く望めば望むほど、愛することで犠牲を強いたり、愛されたいがために、愛することが取引になってしまう場合もあります。

そうすると、満たされない苦しみや辛さを感じたり、裏切られた感覚を覚えたりするようになっていきます。

それでは、深く愛し合っていると確信できる関係を築くには、いったいどうしたらいいのでしょうか?一緒に考えてみましょう。

私達は、幸せになりたい。だからもっと愛されたい、という欲求を持っています。自分だけを見ていて欲しい、ずっと愛して欲しい、一生離れないで欲しいなどなど。誰もが少なからず、そのように思っているのではないでしょうか。
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もっと愛して欲しい

人はこの欲求を、幼少期にすでに持っています。そして大人になっても、対象を変えて持ち続けています。小さな頃は親に対して抱きますし、成長するにつれて、友人、恋人、パートナーと対象が移り変わりながら、いつもこの想いを抱いています。

愛されたいという欲求が満たされても満たされなくても、いつもそう欲し続けているのは、一体何故なのでしょうか?

それは、欲求が満たされたとしても、欲求自体を不要だと思わないからなのです。愛されたいという欲求を満たそうとするだけでは、愛されなくなるかもしれないという不安や心配は解消されません。むしろ寂しさや虚しさは、ますます募っていきます。

いつもどこかに、満たされていないという不足感があると、もっと愛されたい、だから愛する、というようになるものです。

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もしかしたら、依存している?

愛されたいという気持ちと、愛したいという気持ちでは、あなたは、どちらが上回っていますか?

もし、愛されたいという気持ちをより強く感じているならば、パートナーに依存している可能性があります。依存状態では、どのようにしたら愛されるかと考えてばかりいて、愛してくれないパートナーに不満を抱いたり、愛されていない自分に嫌悪感を抱いてしまいます。

このような心理状態では、あなたは常に受動的になり、パートナーの言動に感情が左右されやすく、愛されない怖れや不安ばかりが増していきます。

そして、もっと愛されたいという欲求は、もっと愛しなさいという命令や要求に変化していきます。そうなると、パートナーからうるさがられるようになり、面倒だと思われることもあるでしょう。

それでは、愛されたいという気持ちと、どのように向き合えばいいのでしょうか?

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まず、お互いに尊重し合いながら束縛せず、自由と信頼を基に心地良い関係が成り立っている状態を、思い描いてみましましょう。このような関係は、あなた次第で築くことが可能なのです。パートナーを変えようとする必要もなく、あなたご自身で取り組めるのです。

それでは、この関係を築くのに必要なこととは、何だと思いますか?

それは、自分のことを好きになる。ただそれだけです。

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自分のことを好きになる

自分が大好き、と言える人の共通点は、自分の存在自体を愛おしいと思っていることです。そして、ご自身を大切にする感覚を知っています。ですから、自己評価ができて、自信と安定感を持ち合わせているのです。

特に優れた能力がなくても、社会的地位が高くなくても、ありのままの自分自身が好きなのです。勿論、長所や欠点、得意なことや不得意なことはあります。それでも、それら全てを含めて、自分そのものを肯定しています。

自分にコンプレックスを持っていたり、嫌いな面が多いほど、人の嫌なところに目がいってしまいがちです。

逆に、ありのままの自分を尊重できる人は、ありのままの他者も尊重できます。それで、望ましい人間関係を築き、適度な距離感を保つことができるのです。その上でパートナーを愛し、幸せになることを受容れています。

更に、幸せになる秘訣があります。それは、パートナーに与えることです。

パートナーに与える

与えるとは、一言で言うならば、喜ばせるということなのです。そうすると、パートナーの喜びが、あなたの喜びになるのです。楽しそうにしているのを見ると、嬉しくなりますよね。笑顔を見ると、あなたが幸せな気持ちになりますね。パートナーに与えると、その数倍もの幸福感を受け取れるのです。

人が喜んでいる姿、幸せな姿を一緒に喜び合うのは、とても自然なことです。あなた本来の姿を、素直に表現してみましょう。

けれどもし、パートナーが喜ぶことをしても、あなたが嬉しくなければ、それはあなたが犠牲になっている可能性があります。また、何かが欲しくてパートナーを喜ばせるのでしたら、それは与えているのではなくて、取引をしていることになります。

犠牲は我慢を強いますね。これほど尽くしているのに理解されないと、恨むようになってしまいます。そして取引をしている場合は、パートナーがあなたの期待に応えてくれないと、裏切られたように感じたり、不平不満を抱いてしまいます。

犠牲も取引も愛ではありませんから、自立どころか、束縛やコントロール、主導権争いを招くようになって、幸せから離れていく結果になってしまいます。

そうならないためにも、ご自身で行動や人間関係を選択する自由と、選択した結果に責任を取る成熟した覚悟が必要です。このような自立した二人が寄り添えば、お互いに尊重し合える対等な関係が築けるので、依存する状態にはなりませんね。

こう考えると、とても難しいように感じるかもしれませんが、実は、とてもシンプルです。それは、大切な人を大切にする。そして、あなた自身も大切にする。ただそれだけなのです。
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束縛せず、自由と信頼に基づいた関係は、とても心地良いものです。パートナーを愛し、愛されている幸せは、あなたを輝かせ、更なる喜びを呼び込むことでしょう。

幸せになるには、あなたご自身を、そしてパートナーを、もっと愛すればいいだけなのです。


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