親の介護で悩んだ時、自分の心に自分が寄り添う心の介護

「またその話し?もう忘れちゃったの???」
「何度も何度も同じことを言わせないで!」
(…あぁ、また辛くあたってしまったな)

こんな風に後から自分を責めてしまうような経験ありませんか?日々の中でつい、イライラを溜め込んでしまいがちな時、とても辛いですよね。

「親の介護」ご両親との生活の中で、こういったイライラにお悩みのあなたへ自らの心に寄り添いながら日々の介護を次第に穏やかにする、心に特化した「心の介護」を本日はご紹介したいと思います。

1,心や意識を先ず、自分に向ける

例えば、今すぐにどうにかしなければ…と思う場面が目の前にやって来た時。

普段あなたの心や意識は先ずどこへ向かいますか?介護の必要なご両親へと向かうのがこれまでの自然な流れかもしれません。
この時「心の介護」では先ず、どこに意識を向けるのか?

それは、その場面に向いていた自分の意識そのものを、

「自分の心が今、何を感じているのか?」
「どんなことを考えたのか?」

という自分自身の「感情」や「思考」に意識を向けることからスタートします。

そして、感じたことをありのまま受け入れてあげることが心の介護の最初の大切なステップになります。

起きた出来事やご両親の言動を見聞きした時の
「あなたの心の反応」そのものに先ず意識を向けてみます。

そしてその感情や思考に寄り添い、耳を傾け、そのままを受け入れてあげることがポイントです。

目まぐるしく変わる日常の中で、はじめはうまくいかないかもしれません。しかしコツを掴んでくると、

・実は内心、すごく怒っていたけれどこらえていた
・孤独感でいっぱいだったけれど、それどころではなかった
・平気だと思っていたけど実は、不安で押しつぶされそうだった

こんな風に、実は無意識の奥の方で必死に頑張っていた自分の感情や思考、抱いていた本音に気づいてあげられるようになってきます。

自分の本音に耳を傾けてあげられるようになると、心は落ち着きとても安心します。

普段は気づけずに溜め込んでしまうこの部分が、介護のイライラにも繋がっているんですよね。

ここに気づき、自分の心を緩めてあげます。
そして、気づくこのできた感情や思考をさらによく観察してみます。

2,いらない感情は「選択しない!」と決める

自分の本音に耳を傾け、そこにある感情に気づくことは「自分の心に寄り添う」ということに繋がっています。ではその上で今度は、

さらに丁寧に感情や思考を観察して、

「この感情、思考は選択したくないな」と感じたらその都度「この感情・思考はもう選択しません!」と決めます。

「選択しない!」と決めることを「手放し」「解放」とも言います。この取り組みを、日常の介護の場面でコツコツ続けていきます。

すると、同じ場面が目の前で起こっても、同じイライラで反応しなくなっている自分を育んでいけるようになってきます。

「自分の心の状態そのままが目の前に現れる」

この世の仕組みそのものを、心に特化した心の介護へと取り入れた実際です。

3,自分の心に自分が寄り添う心の介護

この繰り返しを行っていると

「介護の負担をお互いが、無理なく軽減できている」

ということにふと気づく瞬間がやってきます。このプロセスは本当に不思議ですが、介護そのものの場面も次第に穏やかになってきます。

自分がイライラで反応しなくて済むことが、目の前の介護の場面にも無理なくそのまま伝わっているんですね。

先ずあなたが
「あなた自身の本音に気づき、心を安心させてあげること」
「その上で、選択する必要のない感情や思考は選択しないと決める」

この繰り返しが次第に、自分自身とご両親の「心」や「身体の動きそのもの」まで軽やかにして結果、介護そのものも穏やかな方向へと自分自身でコーディナイトしていくことが可能になっていきます。

4、まとめ

「自分の心に自分が寄り添う心の介護」

その全体の流れや仕組みをご紹介しました。

自分の本音に自分が気づき、先ず自分の心を安心させてあげる。
イライラの元になっていた感情や思考に自分が気づいて寄り添う。
必要ではないなと思った感情や思考は「選択しない!」と決める。

この取り組みを日々の介護の場面で繰り返し行っていきます。

自分の心に寄り添い、心が動けば、緩んだ心も身体も次第に動いて穏やかさを実感しながら日々の介護のストレスを自分自身で変えていくことが可能なプロセスです。


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