能力に自分で気づける誰にでもできる確実なプロセス

「私にも特別な能力があるなら知りたい。そして、その能力を活かした仕事がしたい。」誰もがそう思ったことがあると思います。

今まで、人の能力を羨ましがったり、自分には特別な能力は何もないとがっかりしたことが何度かあったかもしれません。でもそれは、決してあなたばかりではありません。多くの人が感じているはずです。

能力を十分に発揮している人は、それが特に能力だと認識せずに当たり前に使っているようです。けれど多くの人は「私は特に何もできなくて・・・」と自分の能力に気づかずにいます。

能力を発揮している人も、持っている能力を認識できない人も、なぜその能力に気づけないのでしょう。

私は、本当はだれもが個性ある能力をお持ちだと思います。まだ気づいていないあなたの中に眠る能力に気づく方法がここにあります。そのプロセスをお伝えしましょう。

天才といわれる人たち

天才といわれる人は、その能力が比較的発見されやすいところにあると言われています。

発見されやすいとは、好きなことをやっているうちに、いつの間にか認められていたとか、どうしても知りたいことを探求していたら、それが能力開花の役に立ったというようなことです。

ただ、ほとんどの人がその能力に気がつかないのは、それを覆っているものが何層にも重なっている可能性があるからです。

こんな話を聞いたことがあります。

「生まれつきの天才といわれる人は、過去世においてもそのことに秀でていて、転生してきた今世でまたその能力を引き継いで使っている。」

あなたは過去世においてどんな能力を愉しんでいたのでしょう。さあ、あなたの能力を奥深くに閉じ込めているものが何かを探す事から始めましょう。

能力を閉じ込めているもの

能力という宝物を、例えば大粒のダイヤモンドとしましょう。そのダイヤの上に土や枯れ葉が何重にも積み重なって宝物が見えない状態をイメージしてください。

枯れ葉や土は、あなたの中のにあるものです。それは一体何でしょう。

能力という宝物を隠してしまうのは、自分を限定する固定観念であったり、一般的な常識から派生した思い込みである場合が多いのです。

例えば「自分には無理」というような制限や、「能力というのは特別な人が持つもの」といった常識、あるいは「やってみたいことがあるけどお金がかかるし、そんなことしても意味がない」といった制限を自分にかけているものかもしれません。

「私はどうせ・・・」
「私には無理・・・」

そんな思い込みが原因で、あなたの能力を見つけるチャンスを逃してしまっている可能性が大いにあります。

私自身の事

実際、私がそうでした。

「私には特に何ができるってことはないなあ」ってずっと思っていたんです。ところが、ハイゼミで自分の感情の解放や望むことの創造という学びをしていくうちに、刺激を受けた感性が作動し始めたのです。

「あんなことやってみたいな」とか「これおもしろそう」と、いろんなことに対して興味が湧くようになりました。そして今では「じゃあやってみようよ」って自分をけしかけるまでになりました。

その挙句、こうして記事を書いて読んでいただくことができたり、水墨画を習ったり、刺繍をしたりして楽しんでいます。そして、周りの人から「あなたは何でもできるのね~。私は特に何もできなくて・・・」と私自身が驚くような言葉をかけられるようになりました。

でも過去の私には、これといった特技がありませんでしたから人の能力や才能を羨ましがるほうだったのです。

もしかしたら、何もできない自分と思い込んでいたのかもしれません。それが興味に意識が向くようになって、それをやってみた結果、いろいろなことを愉しむ今の私になりました。

それが能力といえる程のものかどうかわかりませんが、少なくとも楽しむというエネルギーを人に分けられているかなと思っています。

あなたの能力を隠しているもの

私は自分の能力を知りたくて、ハイゼミで学び始めたわけではありません。心の問題や家族の事を何とかしたいと思って学び始めたのです。

ハイゼミでは固定観念や感情の解放を学びました。それが見事に私の人生をさわやかな自然体の自分に変容させてくれました。それと同時に、私の興味や能力にも気づかせてくれたのです。

先日、「あなたは、マルチに何でもできるんですね。」と言われて驚きました。私は自分をそんなふうに考えてもいなかったし、ただ好きなことや気になることを淡々とやってきただけだからです。

そうしてきた結果、それが能力だと気がつきました。どうやら私の能力を隠していたものは私に染み付いた固定観念や思い込みと、不要な感情だったようです。

 

と言うことは、あなたの能力という輝くダイヤモンドが、あなたの固定観念や思い込みによって隠されている可能性が大いにあるということですね。

能力を探すために

あなたが思っているご自身に対しての評価は、ほんの一部にしかすぎません。そして、あなたが見て感じているご自身のこともほんの一部分にしかすぎません。

あなたの持つ常識や固定観念、情報などがその能力を覆い隠す土や枯れ葉となって、あなたの興味や好奇心、そして能力を閉じ込めてしまっているのです。

人と比べて自分を卑下することも、がっかりすることも必要ありません。そういったこともまた、あなたの能力を見えなくしている土や枯れ葉と言えるでしょう。

自信がないという思い込みは、自信のないあなたを創り出します。びくびくしているあなたには、びくびくした人生が展開されます。あなたの能力を隠しているものは、時々感じられる感情が大いに関係していることも確かです。

つまり、あなたに染み付いた固定観念や感情を解放することが、あなたの能力を発見するための最短距離だと私は思います。

隠れている能力に気づく最初のプロセスは、あなたが日頃思っていることから探ってみることです。

「自分は特別な能力がない」とか、「自分には無理」といったような思いです。これは当たり前になりすぎてなかなか気が付かないかもしれませんが、まずは自分が日ごろよく感じる感情を捉えてみてください。

そしてもう一つ大切なことは、外からやってくる情報をうのみにしないことです。

こういったことを徹底してやっていくうちにあなたに変化が表れてきます。

能力発見の兆し

自分を否定したり、外部からの情報をうのみにするのを止めると、次のプロセスが訪れます。

ある程度の固定観念や感情などの不要なものが取り除かれると、意外なことを体験するようになります。

「ちょっとやってみたいな」とか「やってみようかな」といった好奇心や興味が湧いてくるのです。その思いを大事にキャッチしてください。

「やってみたいな」「おもしろそうだな」これはあなたの能力に気づくチャンスです。そしてその思いを行動に移し始めると、それを後押しするようなことが次々にやってきます。

そうなるとしめたものです。あなたのやりたいことに追い風が吹き始めます。そうなるとプロセスの展開が加速されて、やがて、あなたのやっていることが人の目に触れる機会にも恵まれてきます。

能力を信じること

あなたが見つけたあなたの能力は、最初は取るに足りないほどちっぽけだと思われるものなのかもしれません。けれど、どんなにちっぽけに見えても、それを信じることです。

そしてそこに楽しいというエネルギーを注ぎ込むことによって、人を喜ばせたり感動させたりできるようになるはずです。

それが上手かそうでないかは別にして、楽しみながらワクワクしながら作ったモノや作品は、そのエネルギーを人に分け与えます。むしろそのワクワク感や楽しい思いこそが人に伝えられる能力なのかもしれません。

あなたの中にも必ず楽しくワクワクすることが眠っているはずです。さあ、それを是非探し当ててください。


       

 

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