眠気に込められた無意識の領域からのメッセージ

眠気は、時と場所を選ばずにやってきます。大切な会議中や、終電で帰宅する降車駅の手前など、寝てはいけないと思っていても、寝落ちすることがあります。

強烈な眠気に襲われるのは、本当に辛いものです。頭がスッキリしなくてイライラするし、身体が重く怠いし、物事を理解できなくなったりします。

そして何よりも、ちゃんと起きていられないことに自己嫌悪を感じてしまいますし、居眠りするとは情けないと、自分に対して否定的になってしまいます。

徹夜の後や慢性的な睡眠不足、食事の後などに眠くなるのは分かりますが、睡眠時間は十分だし、疲れが溜まり過ぎているわけでもないのに、本当に眠くて、朝はなかなか起きられないし、お風呂から出ると目を開けていられない時もあります。

このように、寝不足ではないのに眠気が襲ってくるというのは、自分を守らなければならないという本能が働いているのか、無意識の領域から何らかのメッセージが送られていると捉えられるでしょう。

心に変化が訪れる前後には、たびたび眠気に襲われることがあります。それは、無意識の領域で調整が行なわれているときで、一時的に思考を止めるために眠気をもよおすようです。

無意識の領域が活発に働く時には、考えるという機能を休ませるほうが処理が早くなるので、思考を強制的に休止状態、つまり睡眠状態にします。そうすることで、無意識の領域は活発に働ける状態になり、調整しやすくなるらしいのです。

例えば、カウンセリングや、ヒーリング効果が高いセミナーなどでは、無意識の領域に働きかけたりもしますので、そこの活動が活発になり、終了後に激しい眠気に襲われることがあります。1週間程とても眠くて、ひたすら眠っていたというお話を聞くこともあります。

このように直接、無意識の領域に働きかけなくても、大きな変化を起こしている前後、その最中に眠気に襲われることがあります。では、もし無意識の領域からのメッセージで眠気をもよおすとしたら、それはいったい、どのような状態の時なのでしょうか?

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逃げたいと思う気持ちを抑えている

人間関係や経済的な問題が起きていたり、大きな試練に立ち向かわなければならない時期などに、頻繁に強い眠気をもよおすことがあります。

解決するために努力しなければならないと分かっていても、本当にそれでいいのだろうかという気持ちがあると、葛藤が生じます。

さらに、今抱えている不安や心配、これから起こるであろう予測される状況への恐れが加わると、いくら考えても八方塞がりで解決策が見出せない、あるいは、その方法に心から納得できないような場合、眠ることで無意識の領域が活発に働き、速やかな調整が行われます。

あなたは、気づいているでしょうか?

私達が何かを我慢しているときには、心も身体も強張っています。悩んでいるときに、とてもリラックスしていたという経験はありませんね。

つまり心も身体も緊張状態に陥っていて、歯を食いしばって踏ん張っているのです。それが長引くと、いずれ限界がきます。限界になって壊れてしまう前に、無意識の領域が舵を取り、眠気を引き起こすのです。

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真剣に物事を捉えて考えたり、一生懸命な人ほど、順調に運ばないときに、ご自身を責めてしまったり、自己嫌悪に陥ってしまうようです。けれど、慢性的に眠気を感じているということは、心が疲れているのです。ですから、どうかご自身を責めないで、時間が許すかぎりゆっくり眠りましょう。

そして、本当にあなたが望んでいるのは何かを、制限を外して考えてみましょう。

お金がないなら、もしお金があったらどうするか。上司と折り合いが悪いなら、もし上司に認められているなら、どのように振る舞うか。パートナーとぎくしゃくしているなら、もしパートナーと楽しく過ごせているなら何をしてあげたいかなどと、妄想してみましょう。

その時の感情や身体の感覚を、充分に味わってみてください。

不安がない、積極的に行動している、頼られている喜びを感じるなど、しばらく遠ざかっていた想いや感覚を思い出してみましょう。考えてばかりで疲れているときには、何も考えずに心を遊ばせる時間も大切です。

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現状に飽きている

我慢している状況で眠気をもよおす一方で、心身共に元気ではあるけれど、そのパワーをどのように活かせばいいのか分からないような、現状が退屈なときや刺激のない状況でも、私たちは眠気を感じるようです。

例えば、入社1年目は仕事を覚えたり、先輩や同僚との関係に気を配ったりと、何かにつけて緊張しているので、眠気をもよおすことは滅多にありませんね。

けれど数年経つと、仕事の段取りに慣れ、新しく覚えることが減り、緊張感が薄らいで、仕事中に睡魔に襲われることが多くなったという経験はありませんか?

精神的にゆとりができると、力が抜けてリラックス状態になりますので、そのような状態のときにも、私達は眠気を感じます。何もすることがなくて暇なとき、気が抜けて眠くなるのと同じです。

それは決して悪いことではありませんが、その状態がずっと続いているのならば、そろそろ次のチャレンジを考えてもいい時期なのかもしれません。あなた自身に刺激を与えることで、慢性的な眠気から解放され、活き活きとした未来を手に入れることができるでしょう。

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充電中

眠気が強い状態というのは、何かが変わる前触れであったり、何かを変えたいと無意識に願っているときのようです。

今、頻繁に眠気をもよおしているのなら、これから大きな変化が起こるのかもしれません。あるいは、すでに変化が始まっているかもしれませんね。

今はそのための準備期間で、無意識の領域での調整が続いていると捉えてみましょう。

人は寝ているときに無意識の領域と繋がると言われています。たくさん眠ることでそこと繋がり、心の調整が速やかに進むように、ぐっすり眠ってくださいね。そして、これからの大きな変化を、ワクワクしながら迎えましょう。

ワクワク感は、それだけでも大きな力になります。やがて力が漲ってきます。新たな目標が見つかった瞬間から、活き活きとした人生が始まるのです。今、とても眠くても、いずれはそのようなときが訪れますから、今は焦らず、そのときを楽しみに待ち望んでいてくださいね。


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