心を開くための3つめの扉の秘密

  • 2022年11月3日
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心を開くとは、具体的にどういうことでしょうか?

今までに幾度か「心を開く」ということを意識したことがありますがそのことの体験の中で「心を開く」ための心の扉はひとつではなく、ひとつを開いたら、また次の扉があらわれていたように感じています。

今、私は心を開くための3つめの扉に出会いとてもワクワクしています。実は、その3つめの扉を開くためにはちょっとした秘密があります♪

*最初の扉

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心を開く最初の出来事は、やはり誰かを好きになった時でした。恋をしたときは自然と心の中がほんわかとあたたかくなり人を思いやる気持ちが自然とわきあがってきたり笑顔になったりするものです。好きという気持ちは自然と心を開く魔法の感情です。

*2つめの扉

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さて、私が体験した心を開く扉の2つめは、なんと私の中のネガティブな想いがたくさん詰まっている部屋の扉でした。私は、恋愛関係に陥った人になぜか自分の辛い感情やダメな部分をまるで告白するように話していました。

その体験は「私のすべてをわかって欲しい」という、見方によっては、ちょっとゾッとするような(笑)告白ともとれますが、それまでの私が選択したことのなかった弱い部分を相手に見せる新しいステップでもありました。

確かにその当時の私は、年齢的に40歳を過ぎていて辛い想いを抱えたまま頑張って生きていました。ですからそんな時に出会った彼は、まるで『白馬に乗った王子さま』のように私には映っていたのだと思います。

今思えば、こんな私でもいいの?私はこんなところがダメなのよ。。そしてこんなに辛い過去があったの。。。などという話は、自信のない私のことを認めて愛して欲しいアピールでしかなかったと思います。

大好きな恋人に対してそんなアピールをしたら、彼は嫌になり私のことを嫌いになってもいいはずだったと思うのですが、どういうわけか私たちは結婚することになりました。それまでの人生が辛いと感じていた私が心を開くために選択した扉は私の中のネガティブ部屋の扉でした。

自分で自分の人生を歩む自信もなく、目の前に現れた『白馬に乗った王子さま』に私のすべてを委ねれば幸せになれると信じて思いっきり心を開くために扉をあけたワンシーンでした。汗

*心を閉じるという体験

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心を開くことで私は、結婚という新しい世界へ足を踏み入れました。しかし、その結婚生活も6年という短い期間で終止符を打つことになりました。「離婚」したことは、自分で決めたこととはいえ少なからずダメージとして私の心を暗くするものでした。

その時の私は、すっかり心を開くことなんて忘れてしまっていました。どちらかというと心を閉じる状態でした。人に会うのも外に出かけるのもおっくうになりました。

そんなとき私の目の前に「般若心経」の教えを説く先生が現れました。離婚のダメージが大きいと感じていた私は、しばらくその先生の教えに従って「般若心経」を書き綴りました。藁をもつかむ想いでしたが、結局そのことに執心することもなく、1年ほどで私はまた新たな地で仕事につき小さな一歩を踏み出していました。

*新たな扉へ

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心を開くこととは反対の「心を閉じる」という私の体験は、今思うと、次の新たな扉に気づくためのとてもだいじな期間でした。そして、閉じた私の心を再び開いたのは、ニチメコで出会った

「私は私を愛しています」

というアファメーションでした。

私は毎朝鏡に向かって「私は私を愛しています」と言う日課を怠りませんでした。なぜかそれだけは毎日続けてやれました。その言葉を唱えていると不思議と道が開けていくような気持ちになれたからです。

私がとても恵まれていると感じることのひとつに、どんなに苦しいことに出会っても必ず新たな道を開くような出会いがあることです。出会いがもたらしてくれるものこそ私の財産です。離婚した後もたくさんの出会いに助けられてきたことに心から感謝しています。

「般若心経」を書き綴ったあの体験さえも、目に見えることばかりではなく目に見えないことが私を導いてくれていることに気づかせてくれるものでした。心を開くための3つめの扉の存在を感じ始めたのは、目に見えない何か・・・「ありのままの私」という目に見えない存在が確かに私の中にいることに気づいたときでした。

*3つめの扉の秘密

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心を開くための3つめの扉は、今までとは少しコンタクトの仕方が違っています。以前は、自分以外の誰かに心を開くことに意識が向いていました。心を開くための3つめの扉は自分自身に対して心を開く!そんな感じなのです。

自分以外の誰かに対してわざわざアクションを起こさなくても目の前の現実が思う通りに変わるという奇跡を起こせるのです。そのためには、日々目の前に起こる出来事に対して湧き起こる私の感情や思考を観察し、不要な感情は手放し、なりたい自分をイメージするだけでいいのです。

このことを知ったことはとても大きなことでした。そしてこのことを定着させる訓練は必須で、今も日々実践中です。子どもの頃に、「ひらけゴマ!」という呪文で扉が開くアニメーションを見た記憶がありますが、私にとって3つめの扉を開く呪文は「私は私を愛しています」というアファメーションです♪

「私は私を愛しています」それは、私がどんな私も受け容れ、愛すると宣言することでもあり、その言葉は私が私を信じて進む力強さも発しています。

もしかしたら、この先にもまだまだ心を開く未知な扉があるのかもしれません。そんなワクワク感を感じながら、私は今、自分自身を愛する喜びを知りとても幸せです。


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日本メンタルコンサルティング協会®︎
認定メンタルコンサルタント
太田 ヒロ


ご相談を受けて思うのは、すべての悩みは「人間関係」に行き着くということです。

私は、日本の高度成長期に生まれ、物質的に何不自由なく育ちました。しかし、特に成人してからの私の人生は何をやっても波乱に満ちて苦しいものでした。30代前半で大病し、仕事、恋愛、すべてが生き詰まる体験。「幸せ」とは真逆の「生きづらさ」を感じていました。

そして、2007年に日本メンタルコンサルティング協会®︎のハイゼミに出会い、自分自身の「思考」や「感情」を観察する習慣を身につけ、日常での実践を通してだんだんと深い悩み苦しみから解放され穏やかな人生に変わっていきました。

今では、日々の幸せ、この世に生まれて来れたこと、両親、そして家族、今まで出会った方々に心から感謝しています。

何よりもうれしいのは、相談者の方の問題解決の糸口を見つけ、新しい一歩のサポートをさせていただくことです。