嫌いな人との接し方コツ!嫌な人がイヤでなくなる3つの対処策

人の嫌なとこが目につきいつもイライラする。あの人さえいなければ..

嫌な人がいつも目の前にいるのは辛いですね。ここでは、嫌いな人との接し方のコツ、嫌いな人がイヤでなくなる3つの根本的な解決法をご紹介します。

この方法を試してみると、今まで嫌でたまらなかった相手へのイライラ感がなくなって心が穏やかでいられるようになります。

ご紹介する方法は、テクニックではなく、嫌な人が「イヤ」でなくなる根本的な解決策です。

嫌いな人との接し方のコツです!

私も実践をしてみて嫌いな人が「イヤ」でなくなる不思議な体験を何度もしました。

これは、嫌な人に対して「いやだ」という気持ちが湧かなくなって、嫌な人じゃなくなってしまう、驚きのプロセスなのです!ぜひ試してみてくださいね。

1.どうしてその人が嫌いなのかを考えてみる

ではさっそく解決策をみていきましょう。解決策は、相手を嫌う理由によって3つあります。

始めに人を嫌いになる理由を見つけてみます。

あなたは、どうしてその人が嫌いですか?

たとえば..
・上から目線だから
・自己中心的だから
・話が長く、自分のことばかり話すから
・自分のミスや落ち度を認めないから
・愚痴や嫌味など、ネガティブなことをいうから
・清潔感がないから
・インテリぶっているから

などなど..心に正直にだしてみると、たくさんの嫌な理由が見つかるかもしれません。でもその理由は大きくわけると3つに集約することができます。

その3つとは..

理由1.自分が大切にされていない、否定されていると感じるから
理由2.相手が自分の持っている固定観念(ルール)を守っていないから
理由3.生理的にうけつけないから

では始めにあげた理由を、この3つの理由にあてはめてみてみましょう。

・「相手が上から目線だから嫌」なのは、相手から「あなたのそれはダメよ」と否定されているように感じて気分が悪くなるからです。

なのでこれは3つの理由の中の「理由1」になります。

・「話が長く、自分のことばかり話す相手が嫌」なのは、自分の中に、「自分の話ばかりするのはよくない」というルールがあって、それを守らない相手に対して嫌な気持ちになるからです。

なのでこれは「理由2」です。

・「清潔感がない相手が嫌」なのは、生理的にうけつけず気持ち悪い..という思いですね。

これは「理由3」です。

こんな感じで、相手が嫌いな理由をよくみていくと、ほぼ3つにわけることができると思います。

2.3つの根本的解決策

それでは、上記3つの理由に沿って、それぞれの根本的な解決策をみていきましょう。

理由1:自分が大切にされていない、否定されていると感じる

人はみんな、自分が大切にされていない、否定されていると感じるとき、相手に対して嫌な気持ちを感じることが多いです。それは心の奥で、気持ちをわかってもらえない、認めてもらえない、受け入れてもらえない、と感じているからです。

たとえば自分の話ばかりする相手が嫌いに感じるのは「私のことを気遣ってもらえない」「私の話を聞いてもらえない」と、自分が大切にされていないように感じるからです。

また、インテリぶっている人が苦手に感じるのは、相手の言動が「私はあなたより、できるのよ」といってるように感じて、自分を否定されたように感じるからでしょう。

そうやって、自分を大切にされなかったり、否定されたように感じると、私たちは相手に嫌悪感を感じます。

この様なとき、嫌いな人との接し方の大きなポイントは、相手に働きかけるのではなく、自分自分の捉え方を変えることにあります。

自分自身の捉え方を変えることで、相手に対する嫌な気持ちを劇的に変化させることができます。ではその具体的な方法を2ステップでみてみましょう。

Step1: 相手に対して思うことは、自分に対して思っていると気づく

相手に否定されたと感じるときは、必ず自分が自分を否定している部分があります。相手に対して思っていることは、自分に対して思っていることと捉えてみます。

たとえば、相手に対して、「相手は、私を気遣ってくれない」と思ったとき、「は、私を気遣っていない」と置き換えてみます。相手が自分を気遣ってくれないと思うのは、自分が自分を気遣っていないときなのです。

Step2: 自分が自分を受け入れ大切にする(気遣う)

自分が自分を否定していることがわかったら、次は実際に、自分自身を認めて大切にすることをします。その方法はとても簡単です。日々あらゆる場面で、自分自身へ気遣いの言葉をかけてあげるのです。

たとえば、「いつもがんばってるね」「よくやってるよ」「素晴らしいじゃない!」などの言葉です。

これは自信過剰になることではなく、ダメな自分、失敗ばかりの自分、不完全な自分、すべてそのままで、「よくやってるよ」と自分自身を認めて気遣うことです。

自分自身へのダメ出しを見つけるたびに、「大丈夫」「そのままで、完璧だよ!」と自分を気遣う言葉をかけてあげます。

相手が自分を大切にしてくれないように感じるときは、「ありのままの自分を、自分が大切にしていないよ」というサインなのです。

こうやって言葉がけを自分自身へ続けていくと、本当に不思議なことですが、あるとき、相手が自分を受け入れてくれなくても、「いやな気持ち」を感じなくなります。

相手は変わらなくても、自分自身の受け取り方が変わるのです。すると、目の前の嫌な人は「イヤ」な人じゃなくなります。「いやだ」という気持ちが湧かなくなるので、嫌な人じゃなくなってしまうのです。

理由2:相手が自分の持っている固定観念(ルール)を守っていないから

私たちは、自分の中にたくさんの、「~であるべき」「~てはいけない」という、固定観念(ルール)を持っています。たとえば、「知らないことは、知ったかぶって話すのはよくない」というルールを持っていた場合、そのルールを守らない相手、つまり、知ったかぶりで話す人をみたとき、とても嫌な気持ちになったり、苛立ったりするかもしれません。

人は、自分の中の固定観念(ルール)を守らない相手に対して、嫌な気持ちを感じます。

でも、嫌な気持ちの正体は、実は「そんなの間違ってるだろ~よくないよ~」と相手を「良い・悪い」とジャッジ判断した瞬間に生まれた、自分の気持ちです。

逆にいうと、ジャッジ判断がなければ、たとえ相手が「知ったかぶり」をしていても、「へ~そういう人なんだな」と思うだけで、嫌な気持ちにはなりません。

ではさっそく、自分の固定観念(ルール)を守らない相手に対する具体的な対処法をみてみましょう。

Step1: あなたの中の固定観念(ルール)に気づく

たとえば、「愚痴や嫌味など、ネガティブなことをいう」相手が嫌だと思ったら、まずは自分の中に「愚痴や嫌味など、ネガティブなことをいうのはよくない」という固定観念(ルール)があることを確認します。

「嫌だ」と感じるとき、たいていの場合そこに「良い・悪い」を判断する物差し、固定観念(ルール)が隠れています。

Step2: 固定観念(ルール)を書き換える

次に、その固定観念(ルール)を書き換えていきます。書き換えの方法はとても簡単です。

「~はよくない」「~はよい」あるいは、「~しなければいけない」「~しなくてもよい」と、二つの対になる文をつくって、自分の中の違和感がなくなるまで、何度も唱えてみます。

たとえば、
「知ったかぶりはよくない」、「知ったかぶりをしてもよい
「人の悪口をいってはならない」、「人の悪口をいってもよい
「相手に優しくしなければならない」、「相手に優しくしなくてもよい

と心の中で、二つの対になる文を、何度も違和感がなくなるまで唱えます。唱えているうちに、だんだん、最初はすごく気になった相手の仕草や言動が、ある程度気にならなくなってくるのを感じられるかもしれません。

これは、自分の中の固定観念(ルール)を書き換えることで、「どちらでもOK!」という自由自在なあり方で生きられるようになるためのものです。どちらでもOKといっても、けして非常識な人間になる、という意味ではありません。

たとえば、心の軸は「どちらでもOK!自由自在」でありながら、「自分は人の悪口をいわない生き方をしよう!」と思うなら、その様な生き方ができます。

自分の中の固定観念(ルール)を、どちらでもOK!自由自在にすると、相手のどの様な言動にも、いちいち嫌な気持ちにならず、心が穏やかでいられるのです。

でももし何度書換えても、どうしてもイヤな気持ちがなくならないときは、幼少期の体験がもとで強くインプットされた固定観念(ルール)かもしれません。

そういう時は、他の感情と複雑に絡み合っていてなかなか書き換えられないように感じることもあります。

でも、固定観念(ルール)は、本当は形ないもの、思いが創り出したものなので、一つずつ丁寧に紐解いていくことで、どんな固定観念(ルール)も書き換えていくことができます。

理由3:生理的にだめ~

生理的に嫌な場合は、我慢をして無理に受け入れようとするのは逆効果です。まずは、自分の中の気持ちを受け入れます。「私はこの人のこんなところが、いやだ~」とはっきりと思ってください。

そして、「いやだー」と思っている自分もまた、「それでいいんだよ」と自分自身へ伝えます。嫌なものは嫌、それも大切な思いです。それでいいのです。

生理的にどうしてもだめ、という時の対処法は、できるだけ、その人には近づかないことです。

物理的な形で、できる限りその人との関係性を離すことで対処していきます。全ての人に優しくよい態度ができなくてもいいのです。

ただ本当の意味で、生理的に合わない相手は実は少ないかもしれません。逆にほとんどの場合は、1番と2番の人に否定されたと感じるか、相手が自分のルールを守っていないかの、どちらかのケースで相手のことが嫌になることが多いです。

3.最後に..

最後に一つ、相手の嫌なところを見つけたときにできる簡単な方法をご紹介しましょう。

とても簡単ですごく即効性があって有効的な方法です。

それは、「相手の嫌なところを見つけたら、良いところを3つ見つけてみる

最初は、嫌な相手の良いところ見つけるのが、難しく感じるかもしれませんが、がんばって良いところを3つ探してみると、自分自身の心が緩んで、相手に対する気持ちが少し変化するのを感じられますよ。

とっても簡単な方法ですが、奥の深い実践法です。ぜひ試してみてくださいね!


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日本メンタルコンサルティング協会®︎
認定メンタルコンサルタント
安藤 妙子


海外で生活するようになって20年。当初は生活全般や経済的なことへの問題があり、朝起きた瞬間から不安で始まる日々を過ごしていました。

そんな中日本メンタルコンサルティング協会®︎のハイヤーディメンションゼミナール(ハイゼミ)と出会い、経済的な問題も自分の内側を変えていくことで現実を変えていけることを知りました。

経済的な流れを止める根本原因は私自身の内側にありました。それを見つけていくことで確実にお金の流れを良くしていけることを私はハイゼミの実践から学びました。

そして今では経済的な余裕だけではなくて、穏やかさ、安心感など心の豊かさも同時に感じ、本来の自分の可能性を広げていけるようになりました。

そんな私自身の経験をもとに、メンタルコンサルティングを通して、一人でも多くの方がこの仕組みを知り、経済的なことや様々な制限から自由になり、自らの可能性を開くきっかけになれたらとても嬉しいです。