
嫌な人がいて苦しんでいるかもしれませんね。
嫌な人から逃れられない状況にあるとき、毎日がとても重苦しく憂鬱です。
嫌な人のことは考えたくないのに、頭から離れません。
幸せな時間さえも、心から楽しめなかったりします。
わたしも嫌な人にひどく苦しんだ体験を、何度もしています。
難問でしたが、その度に克服し、解決してきました。
知っていますか?嫌な人のもう1つの顔は幸福運搬人です。
不幸にする顔と、幸福にする顔、2つの顔を持っています。
どっちにフォーカスするかで、人生の明暗が分かれます。
嫌な人が氣にならなくなる、根本解決方法をお伝えします。
根本解決すると、人のことを嫌になることがなくなります。
嫌な人に苦しみ続ける人生は、嫌な人に自分の人生を操縦させているようなものです。
取り戻しましょう、自分の人生と笑顔!
ー目次ー
1.わたしも苦しんだ
2.自分で会得した方法
①孤独を恐れない
②自分も同じところがある
③いいところを探す
④心の奥が観えてくる
⑤相手を思いやる心が芽生える
3.根本解決とは!
①幸福運搬人を活用
②具体的な方法
4.根本解決の極意
5.嫌いだ!を無視しない
最後に
1.わたしも苦しんだ
わたし自身、逃げられない状況で嫌な人がいて、苦しみ抜いた体験を何度かしています。
解決するしかなかったので、どうしたら嫌な人が氣にならなくなるか、苦しみながら試行錯誤しました。
結局、自分を変えることに行き着きました。自分は悪くないと思っても、自分を変えるしかないと思いました。
その結果、嫌な人が嫌でなくなったばかりでなく、仲良くなりました。自分でも快挙だと自画自賛しています。
しかしそれまでの月日は本当に苦しかったです。
わたしなりに取り組んだ方法は、後にこの世の仕組みを学ぶことになったスピリチュアル大学(略してスピ大)で学んだことと、重なっていることがありました。
その部分をシェアしたいと思います。
しかし当時は、問題は解決はしましたが、根本解決方法は知りませんでした。
2.自分で会得した方法
①孤独を恐れない
わたしが嫌な人だと思った人は、わかりやすく表現すると、権力がありました。
なので周りの人に、こんな嫌なことをするんだよと訴えても、相手にされませんでした。
周りの人は、心の中では嫌な人だと思っていても、わたしに同調してくれる人はいませんでした。
わたしの方が仲間外れにされる危険性がありました。孤独な辛い闘いでした。しかし今、孤独だったからこそ克服できたことがよくわかります。
なぜなら、同調してくれる人がいたら、悪口を言って発散して終わりだからです。嫌な人との関係を解決することはできなかったです。
解決することを通して、自分の器がちょっと大きくなったと思っています。
もちろん、みんなで解決できたら一番いいかもしれません。その際も、個として自立して考え合う、ことが大事かもしれません。そのときに孤独が、いい意味で活躍するかもしれません。
実は、結果より、解決するプロセスの方が大事なんですよね。プロセスにこそ、わたし達の本来の目的である進化成長する学びがあるですよね。
孤独は辛く苦しかったけれど、今だからわかります、孤独だからこそ受け取れるギフトがあるんですよね。
孤独を恐れることはないです。
②自分も同じところがある
嫌な人の嫌なところを上げつらっている自分に、わたしも嫌な人と同じ嫌なところがあるんじゃないか?と、自分を顧みるようになりました。
そうすると、わたしも同じところがあることに氣づきました。
この氣づきはわたしにとって嫌なものでしたが、この氣づきこそが、嫌な人がいる苦しみから自分を救うことになりました。
③いいところを探す
自分にも同じように嫌なところがあることに氣づくと、あの人は嫌な人だと凝り固まっていた心がゆるんできます。自分が変わり始めるんです。
嫌な人のいいところを探そう、と思うようになりました。
あたり前ですが、悪いところに目がいくから、嫌な人のままです。嫌なところを見るのをやめて、いいところを探すことにしました。
それまでは、あの人いい人だよねと言われても、どこが!?騙されているよ、と苦々しく思っていました。いいところなど受付られませんでした。
心がゆるんできたとはいえ、苦しいことには変わりありません。苦しいからわたしも必死でした。いいところを探すことに意識を向けました。
この頃わたしは、嫌な人を、十分嫌悪した後でした。
嫌な人を、十分嫌悪しないと、いいところを探すことはできないかもしれません。
そういう意味では、嫌な人を嫌悪し切ることは必要不可欠、と言えるかもしれません。
いいところを探そうと思える時点で、いいところを受け入れられるそ準備が整った、ということかもしれません。
ポツポツと、いいところを受け入れて、認めることができるようになりました。
わたしの心はさらにゆるんでいきました。
④心の奥が観えてくる
そのうちに、嫌な人が、嫌なことをやる理由が観えてくるようになりました。
嫌な人の心の奥にある、「寂しさ」「悲しみ」「怒り」「愛されたい」「認められたい」が観えてくるようになりました。
それに氣づくと、嫌な人が嫌でなくなってきました。
自分の心の中にも同じものがある、こと氣がついたからだと思います。
自分の傷を観るような思い、だったんだと思います。
⑤相手を思いやる心が芽生える
そうこうしていると、わたし以外のみんなも嫌な人だと思っている、ことが表面化してきました。
そうなると変なもので、わたしは嫌な人の悪口に同調できませんでした。嫌な人が氣の毒になり、かばうような心が芽生えました。
嫌な人の心の奥の寂しさが、より浮き彫りになって観えてくる感じがしました。
そして、嫌な人に、わたしから親しく声をかけるようにしました。
それで、嫌な人もわたしを慕ってくれ、仲良くなったんです。
わたしのシェアはこれで終わりです。
スピ大に入って学んだ根本解決方法に移ります。
3.根本解決とは!
①幸福運搬人を活用
さて、本題に入ります。根本解決方法です。
ここからは、スピ大で学んでいるこの世の仕組みの話になります。物事が成り立っているカラクリの話です。
嫌な人は、不幸の顔にもなるし、幸福の顔にもなります。
どっちにフォーカスするか?常に自分が決めています。
嫌な人の真の役割は、幸福運搬人です。
根本解決するには幸福の顔を活用します。
こっちの方が、断然、自分を幸せにします。
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深い話に入ります。
嫌な人に出会うということは、その嫌な人を通して自分を進化成長させるためなんです。
嫌な人から出てくる自分のネガティブな思考感情が、進化成長に必要な材料になります。
そのネガティブな思考感情を、ポジティブな感情に変換するプロセスが、自分が進化成長するプロセスになります。
進化成長するには、自分の中にあるネガティブな思考感情に氣づかなければなりません。
そのために、嫌な人を登場させて、自分の中にある思考感情を浮上させるんです。
嫌な人を嫌な人のままにしていたら、進化成長しません。ポジティブに変換して、進化成長します。
わたし達はみな、進化成長するために、この地球を学び舎として生まれてきました。
なので、嫌な人にいっぱい出会い、自分の中にある思考感情に氣づくチャンスを創り進化成長していくんです。
ちなみに、嫌な人に出会うことを、自分自ら計画しています。
進化成長することが真の喜びなので、嫌な人は幸福運搬人なんです。
本当の自分はそのことを知っているし、了解しています。
②具体的な方法
では、嫌な人が出てきたらどうすればいいのか?具体的に実践する方法です。
【氣づく】
自分の中から出てくる思考感情を観察します。
自分の中にあるネガティブな思考感情に氣づくことが、最初にやることです。
嫌な人に対し、どんな思考感情が出てきていますか?
常に自分の思考感情を観察する癖をつけることをオススメします。
自分を観察していると、ネガティブな思考感情があることを、自分が自分に隠すことがあります。
1つも逃さずキャッチすることを意識してください。
そして、出てきたネガティブな思考感情を、自分の中にあると認めて受け入れてください。ここ大事です。
認めて受け入れることができたら、次に進むことができます。
【解放する】
出てきたネガティブな思考感情を、ポジティブな思考感情に変換します。
わたし達は、ネガティブな思考感情の鎖にがんじがらめに縛られています。その鎖を断ち切り、その思考感情から自分を解放します。
その具体的な方法は、思考感情から自分を解放するイメージをします。自分が一番しっくりくる方法を選んでください。
例えば、この思考感情はいらないっ!と力強く宣言し、どこか遠くにネガティブな思考感情を遠くに投げるイメージをする。
この思考感情はもう選択しない!と力強く決意し、自分と切り離すイメージをする、でもいいですね。
思考感情を燃やし尽くしてしまうのもいいですね。
その思考感情はもう選択しない!と自分に宣言し、イメージし、固定させてください。
【意図する】
その次に解放とセットでやることがあります。
思考感情を解放すると、空間ができます。
その空間は、自分の現実を創る場所です。
なりたい自分、心から望むことを、その空間に入れるイメージをします。
そのとき大事なのは、すでにそうなっている、とイメージすることです。
なりたい自分になっている状態、すでに望むことが叶っている状態をイメージします。
そうすると、うれしい!幸せ!というポジティブな思考感情が出てくると思います。そのポジティブな思考感情を思いっきり!感じ切ってください。
そうすると、ポジティブな現実が起こります。
4.根本解決の極意
根本解決の極意は、嫌な人に感じたネガティブな思考感情を、自分の内側に返すことです。
わたし達の今までの生き方は、相手が悪いから嫌な思考感情を感じるんだ、と相手のせいにしてきました。
相手が嫌な人だからわたしがこんなに嫌な思いをする、と思ってきました。だから苦しむんだ、と相手のせいにしてきました。
根本解決は、そこがまったく違います。
嫌な人から出てきた思考感情は、自分の中にあったものが出てきたんだと、自分のこととして受け取ります。
相手にフォーカスするのをやめて、自分自身の問題として、自分に返します。
自分の中にあるネガティブな思考感情に氣づき、認め受け入れ、解放と意図をします。
実は、嫌なことがあっても、相手は一切関係ありません。
相手は、自分の中にある思考感情を見せてくれる、有り難い役目をしてくれているだけです。
根本解決のもう1つの極意は、この世は全てホログラム、幻であるということです。詳しいことは省きますが、ホログラムという視点は、重要です。
根本解決の極意とは、相手のせいにするのではなく、自分のこととして受けとめ考えることです。
自分の問題として解決することです
5.嫌いだ!を無視しない
わたしの体験で忘れられないことがあります。
スピ大に入りこの世の仕組みを知ってからの体験です。
解放と意図をしても、どうしても嫌な人を好きになれませんでした。苦しみから抜け出せませんでした。
どうしたらいいかわからなくなってしまい、お手上げ状態でした。
やけくそ!ではないのですが、思わずこんな行動を取っていました。
嫌な人を思い浮かべて、思いっきり心の中で叫びました。
「大っ嫌いなんだよーーー」「嫌いなんだよーーー」と、ここには書けない汚い言葉を羅列して、心の中にある氣持ちを吐き出しました。
そうしたら、なぜかその日を境に、嫌な人が氣にならなくなりました。そしてそんなに時間がかからず、本当に氣にならなくなりました。仲良くなりました。
「嫌な人が、わたしは本当に!嫌なんだっっっ!!!」
という自分が心底思う氣持ちを、自分が心底認めてあげたことで、嫌な人を嫌だと思う氣持ちがなくなっていきました。
この結果は、自分でも思いがけないことでした。
人を嫌っては駄目だと心の奥で思っていて、人を嫌う自分を許していなかったのでしょう。
人を嫌う自分を認めて受け入れてあげることで、癒しが起こり、そこから離れられたんだと思います。
子どもの頃から、わがままを言うことや甘えることができず、我慢せざるを得ない環境で育ったとします。
そうしたら、わがままを言う人や甘える人が嫌になるのは当然かもしれません。
甘えられなくて、辛かったり、悲しかったり、寂しかったり。それが心の傷になります。
嫌な人は、その自分の傷に反応するんでしょう。
その傷を自分が認めて受け入れてあげると、癒されます。
傷が癒えると反応しなくなります。
人を嫌だと思ってはいけないと思うほど、逆に、執着しました。
自分の氣持ちを抑え込んで、蓋をしたからです。
抑え込めば込むほど、その氣持ちは出口がないまま、どんどん膨張します。
解決しようと思う氣持ちより、抑え込んだ氣持ちの方が強くなり、いつまでも解決できませんでした。
嫌な人を嫌だと思っていいんだと思うことで、抑え込んでいた氣持ちが解放され、その執着から離れることができました。
そして、解決したい氣持ちが優先されるようになったのです。
最後に
自分が変われば人も変わる、自分が変わらなければ人も変わらない、とはよく言われている言葉です。
これは本当です。
でもわたしたちは、自分は悪くない相手が悪い、だから相手が変わるのが当然だと思います。
誰が見ても相手が悪い場合は、疑いなくそう思います。自分を変えることに抵抗が出てきます。
でも最終的に、嫌な人が嫌でなくなるには、自分を変えるしかありません。
自分を変えることは敗北ではありません。
勇氣のいる勇者の取り組みです。
自由を取り戻すことです。
人生の舵取りを自分の手に取り戻すことです。
心から望む人生を創る創造力を取り戻すことです。
Let’s Try!