介護疲れを癒す!自分の人生をあきらめないための3つのこと

最近特に、自分の親の介護をしている人に出会うことが多くなりました。

私の世代はちょうど日本の高度成長期に生まれた世代です。

そういう私にも入院している89歳の父がいます。

そして今、自分自身の身体的な「老い」に手が差し掛かかる時に親の介護に向き合うことはなかなか大変なことだと感じています。

親だけでなく自分自身の身体の衰えや不安を感じてしまうからです。

気持ちの上でも、認知症や車椅子生活の自分の親の「老い」は受け入れがたく、ある意味修行のように感じる時もありました。。。

私の拙い体験も含め、思い通りに行かない「介護」生活の中で、日々の介護疲れを癒しあなたの目の前にはいつでも喜びと幸せの選択肢があることに気づいてもらえたらうれしいです。

1・連続するネガティブな感情を知る

私の体験の中で、介護の必要な親と暮らすようになって一番ツライと感じたことは「なんで?こんなこともできなくなったの?!!」という強い悲しみと過去の元気なときの母を求める気持ちでした。

頭ではわかっていても、ちょっとした動作が遅かったり、間違えたりすることに対して受け入れられない気持ちが出てくるのを止めることができませんでした。

まるでこれまでフタをしていたのが開いてしまい感情が湧き上がるのを止めることができずただただ眺めているのが精一杯でクタクタに疲れてしまっていました。

同時に、私がどれだけ母という人に「愛されたい」と思ったり「わかってほしい」と思っていたかということをイヤというほど感じていました。

私は、この時すでにハイゼミで自分の感情を観る(観察する)ことを知り実践していました。ですから、無意識に怒りや責める感情を母にぶつけることを避けられたのはとてもありがたいことでした。

しかし、見えないエネルギーとしては、敏感な母には伝わっていただろうな。。と思うと私だけでなく母も自分の娘に介護をされることはちょっと辛かっただろうなと思います。

このネガティブな感情は「介護」という体験を通して出てきました。

私の場合の「愛されたい」「認められたい」という感情は幼少の頃から、大人になるまで人を変えて繰り返し繰り返し味わってきたものでした。

▼罪悪感はいらない

介護疲れを抱える人は多かれ少なかれ「自分の親は子どもが介護するのが当たり前」だと信じ込んでいて自分のことを犠牲にして一生懸命頑張り続けていることがあります。

「あたりまえ」だと信じていることは、ほとんどが無意識です。

気づいたらあなたが病気になっていたのでは親子共倒れになってしまいます。

公的なサービスやサポートやそこで働く人は介護のプロです。利用しながらあなた自身の休養も十分にとることはとても必要なことです。

そのことはあなただけではなく親にとっても気分転換になる場合もあります。

自分以外の人にお願いするときに罪悪感はいりません。堂々と自分の時間を楽しんでリラックスして気分転換しましょう♪

2・無意識のパターンに気づく

私は長女に生まれました。

長男長女の特徴かもしれませんが「ひとりで抱え込んでしまう」というパターンがあることに介護の場面でも気づいていました。

これが意外にも厄介で、別の視点で捉えると「責任感がある」と評価されますが、○○しなければいけない!という自分自身を縛り付ける思い込みもたくさんあるわけです。

「○○しなければいけない」という思いが出てきたら「本当にそうなの?」「なぜそう思うの?」と自分自身にあらためて聞いてみると意外なことに気づきます。

小さい頃に親から厳しく言われたことがトラウマになっていたり、理由もなくただ単にそう思い込んでいたことに気づくことができます。

気づいたら、この先「いらない」と思うものはハッキリと「いらない!」と決めて身体の外にそれを出すイメージをしてみるのも効果的です。

大切なことは「いらない!」とはっきり決めて手放すことです。

あなたを縛りつける感情はますます介護疲れを重くするだけです。

今、どんな感情を感じてどんなことを考えているか?意識的でいることは現実を変化させることを可能にすることに確実につながっていきます。

▼望む感情は選択することができる!

介護に疲れたとき、なかなか楽しいことは考えられません。それどころか先の見えない介護生活がとても不安になったりします。介護の体験は厳しい状況としてあなたの前に立ちはだかっているように感じることでしょう。

私もそんな思いになることがありました。

あなたは今の親との関係がどうだったらいいな?と望んでいますか?

そしてこれからあなた自身はどうなっていきたいですか?今の現実からはとても考えられない望みであったとしてもイメージするのは自由です。

あなたが心から望む未来を描いてみてください。決してあきらめないで

自分の感情をコントロールできるようになると今までは悲しみばかりしか感じることができなかったのが、子どものときのように親と手をつないだときに思わず優しさを感じたりしている自分にハッとすることもあります。

同じ場面でも感じ方が変わってくるということが起こり始めます。どんな時も幸せや喜びはそこにあります。

3・新しい自分になる

毎日の介護本当にお疲れさまです!今日は、まず最初に介護という体験を通して出てくるネガティブな感情を取り出してみました。

この感情は、あなたが幼少の頃から繰り返し感じてきた感情であることに気づくために日常の中で観察することができます。

次に無意識に繰り返しているパターンに気づくことができるとそのパターンから抜け出すキッカケを掴んだことになります。

私は「ひとりで抱え込む」が強力なパターンでした。

一旦気づくと繰り返しているときに気づくことができるようになります。

習慣になっているものは、あきらめず何度も何度も望むものに変えていく「意図」が大切です。

あなたはこの介護の体験を通して、なんとなく気づいているかもしれませんが、今あなたの目の前の現実はあなたが思っている通りのことが現実となって現れています。

自分自身が日々休むことなく感じている考えていることを観察してみることは、介護疲れのあなたの意識を変えることに有効に働いてくれることでしょう。

大人になって幼少の頃のことを思い出すチャンスは、親の介護の場面に眠っているかもしれませんね!

介護の時間があなたとって新しい幸せの扉となることを心からお祈りしています。


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日本メンタルコンサルティング協会®︎
認定メンタルコンサルタント
太田 ヒロ


ご相談を受けて思うのは、すべての悩みは「人間関係」に行き着くということです。

私は、日本の高度成長期に生まれ、物質的に何不自由なく育ちました。しかし、特に成人してからの私の人生は何をやっても波乱に満ちて苦しいものでした。30代前半で大病し、仕事、恋愛、すべてが生き詰まる体験。「幸せ」とは真逆の「生きづらさ」を感じていました。

そして、2007年に日本メンタルコンサルティング協会®︎のハイゼミに出会い、自分自身の「思考」や「感情」を観察する習慣を身につけ、日常での実践を通してだんだんと深い悩み苦しみから解放され穏やかな人生に変わっていきました。

今では、日々の幸せ、この世に生まれて来れたこと、両親、そして家族、今まで出会った方々に心から感謝しています。

何よりもうれしいのは、相談者の方の問題解決の糸口を見つけ、新しい一歩のサポートをさせていただくことです。


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