人と比べないで生きる!その方法とは

人と比べて自分を評価することに疲れた、、、

人より上だ下だと一喜一憂。

上になっても居心地悪いし、下になったら自信を失くし落ち込むし。

どっちにしても、もう嫌だ!

「人と比べることを放棄しませんか?」

放棄すると、重い鎖が外れたように軽くなり、自由になります。

落ち込むことが馬鹿馬鹿しくなります。

一度放棄したら、自分らしく生きられない窮屈な人生に戻ることはできないでしょう。

人と比べて自分を評価する人生は、いつまでたっても満たされないでしょう。

なぜなら、本当の自分ではない自分になろうとしているからです。

比べることが当たり前でした。

それは、強力な催眠術にかかっているようなもの。

催眠を解いて自由になる方法があります。

自分自身が主体の人生を取り戻しましょう。

自己評価の意識革命

人と比べることで自分の評価が決まる時代を長く生きてきました。

自分を過大評価する人もいれば、過小評価する人もいます。

比べる相手によって過大評価になったり過小評価になったり、同じ自分なのに評価が変化します。

自分は自分なのに変な話です。

しかし、自己評価が低い人が多いです。

自己否定し自信を持てない人が多いです。

なんで自信がないのかわからない、という素敵な人、まわりにいませんか?

どんなに素晴らしい人でも、自分が自分を認めない限り、自信を失い萎縮したままです。

くすぶったまま、時間だけが過ぎていきます。

自己評価の意識革命が必要です。

自己否定の殻を破りましょう。

その殻で自分を守っていませんか?

その殻があれば変わらなくていい、自分の人生の責任を取らなくていい、誰かのせいにすればいい。

しかし、偽りの居場所だから葛藤し苦しむのではないですか。

人と比べて自分は駄目だと思うことで、無意識で比べた人のせいにして、自分で責任を取らない。

偽りの自分を生きることを選び続ける。

変わるのが怖いのかもしれません。

でも、そんな自分に嫌気がさし、限界にきているかもしれません。

自分を生きたいと、本当の自分が悲鳴をあげているかもしれません。

偽りの自分でいる限り、自信は取り戻せないでしょう。

自信とは、自分自身で生きたときに出てくるものです。

自信がないと自分の望むことを叶えることができません。

自分の望むことを叶えるには、自信=自己信頼が必要だからです。

意識革命が必要です。

自己評価の低い娘の話

わたしの娘が24歳ぐらいのときの話です。

娘は自己評価が低く、自信が持てず消極的な人生を送っていました。

どんなに娘のいいところを言っても、聞く耳を持ちませんでした。

親だから贔屓目で言うんだと跳ね返されました。

どうしてそんなに自己評価が低いんだろうと、最後は苛立ってしまうほどでした。

娘は素直に聞き入れられない状況に追い込まれていたのでしょう。

自信が持てず最初から諦めてしまうので、自分のやりたいこと自体がわからないようでした。

やりたいことが見つかっても自信がないので一歩踏み出せず悶々とし、そんな自分に苛立っていました。

自信がないので先に進めない、自己評価が低く行動できない、その葛藤に苦しんでいました。

娘は素晴らしいところがいっぱいありました。

でも自分でそれを認めることができませでした。

なぜあんなに頑なに自分を認めないんだろうと不思議なくらいでした。

娘だけではなく、どうしてこんな魅力的な子が自信を持てないんだろう、と思うことは何度もありました。

自己肯定して自分らしく自由に人生を謳歌できないものだろうか!と、もどかしかったです。

元々わたし達は、誰しもが素晴らしい魅力を持って生まれてきています。

自己評価の低い人はそれに気づいていないか、なにか理由があって受け取れないのかもしれません。

認められない理由

そうなんです、認められない理由があるんです。

人と比べるのはやめよう、というだけでは解決しません。

なぜ自分の素晴らしいところを認められないのか、ここを観ていく必要があります。

小さい頃から大人になるまでの間に、親から「駄目な子だ」と言われて育ちませんでしたか?

先生、親戚、近所の人に「価値のない子だ」と思われていませんでしたか?

自分は駄目だと思い込んでしまう体験が記憶となって刻印され、その記憶にコントロールされているんです。

なにをやってもその記憶が甦り、自分は駄目だから抜け出せないんです。

この記憶から自分を解放しなければ、自分は駄目な子なんだと思い込んだままです。

いつまで経っても自信を取り戻すことはできません。

この記憶から自分を解放すれば、自分の魅力を認め受け入れられるようになります。

刻印された記憶を消す

やり方は簡単です。日常生活の中で、自分は駄目だと自信を失くしたときに行います。

自分を解放するチャンスです。

自分は駄目だと思う出来事が起こったとき、ネガティブな思考や感情が出てくると思います。

その出てきたネガティブな思考や感情をこれからは選択しないと決めます(これをハイゼミでは『解放する』と言っています)。

今までは、そのネガティブな思考や感情を選択し続けてきたので、またその思考や感情を感じることになっていたんです。

もう感じたくないと思ったら「この思考や感情はもう選択しない!」と決め、選択することをやめます。

具体例をあげると。

自分は駄目だとネガティブになったら「自分は駄目だはもう選択しない!」と決めます。

悲しくなったら「悲しいはもう選択しない!」と決めます。

怒りが出てきたら「怒りはもう選択しない!」と決めます。

つまり、自分から出てきたネガティブな思考や感情を「もう選択しない!」と決めるということです。

今までは、無意識に、ネガティブな思考や感情を選択し続けてきたんです。

その結果、そのネガティブな思考や感情を体験することになったんです。

という、カラクリになっています。

解放した後は、必ず、自分の望むポジティブな意図をします。ここ大事です。

解放すると空間ができます、その空間に自分の望むポジティブなイメージを入れます。

すでに望みが叶ってポジティブになっている自分をイメージします。

「これから」叶うは✖️です。これからなので、結局叶わないということになるんです。

具体例をあげると。

自分は駄目だを解放したら、自信に満ち望みが叶いしあわせを感じている自分、をリアルに強くイメージします。

悲しみを解放したら、笑顔で喜びいっぱいしあわせを感じている自分、をリアルに強くイメージします。

怒りを解放したら、みんなと仲良く穏やかに、楽しくhappyな自分をリアルに強くイメージします。

肝心なのは、ポジティブなエネルギーをリアルに強くイメージして、ポジティブエネルギーを感じることです(これをハイゼミでは『意図する』といい、解放と意図をセットで行います)。

主役はわたし!

人と比べて自信を失くす人生は、比べている人が、自分の人生の主役になっています。

自分の人生を人に明け渡していることになります。

それでいいですか?

人と比べるということはそういうことです。

これからは、自分が主役の人生を楽しみましょう!

ずっと、それをやりたかったんじゃないですか。

意外と完璧主義?

別の角度から、自信を失くす要因を探ってみました。

自信がない割には完璧主義ではありませんか?

自分に自信がないのに完璧主義と言われると、違和感があるかもしれません。

わたし自身、人と比べて自分は駄目だと、思いっきりネガティブになる方でした。

そんなわたしの体験ですが、自分は駄目だと落ち込んでいるとき、娘が言ったんです。

「お母さんは完璧主義なんだよ。完璧にできないから完璧主義になるんだよ」

完璧主義だから自分は駄目だと思うんだよ、ということでした。

意表を突かれましたが、図星だったんでしょう、笑ってしまいました。

完璧にできないならもう完璧を目指さなくていいやと憑き物が落ちました。

それから、自信が失くなることが少なくなりました。

完璧主義で不必要に自分に厳しくしていませんか?

わたし達はそのままで本当は完璧なんです。だから完璧になろうとしなくていいんです。

矛盾しますが、完璧な人は一人もいません。だから、わたしたちは完璧になる必要がないんです。

スミレの花とバラの花

スミレはバラになれない。バラもスミレになれない。

わたし達はスミレである自分を醜いと思い、バラになりたがります。

バラになれない自分は、いつまでも自信を失ったままです

スミレはスミレの美しさがあります。スミレにしかない美しさがあります。

もしかしたら、バラはスミレの美しさに嫉妬しているかもしれません。

スミレとバラ、どっちも愛されています。

バラになろうとするのではなく、スミレの美しさに気づいてください。

バラと比べるのは時間の無駄かもしれません。

それより一刻も早くスミレの自信を取り戻し、自分らしい人生を楽しんだ方が効率がいいと思います。

さいごに

娘のその後ですが。

自信がなく萎縮し望む人生を生きられない自分を変えようと、コツコツ実践し続けました。

その結果、人と自分を比較することをやめ、自分は自分と思えるようになったそうです。

自分のいいところを受け入れらるようになり、完全にではありませんが自信を取り戻しています。

娘は、ようやく自分が主役の人生を取り戻しました。

それでも、人と比べて自信がなくなることもあります。

娘が言いました。

「友達が結婚した、友達が妊娠したと聞くと、よかったなと思いながらも嫉妬する。嫉妬する自分に罪悪感が出てくる。乗り超えたつもりだったのに、まだ嫉妬している自分にがっかりする」と。

自信を取り戻しても自信が失くなるときもあります。

以前のように人と比べている自分がいます。

人と比べるから嫉妬して苦しみます。そして自分は駄目だと思います。

でも、大丈夫です。

人と比べていることに気づけば、人と比べることは選択しない!と解放と意図をして、自分が主役の人生に戻れます。

その繰り返しをしていると、人と比べる回数が減り、そのうち比べなくなります。

元々備わっている自信を取り戻しましょう。

自分を信じて生きると、自分の予想を超える、ポジティブな人生になるでしょう。

「自分が主役の人生を楽しまないなんて嘘でしょう!!!」

と、自分の人生の主役になったあなたは、誰かに言っているかもしれません。

本当の自分自身を生きることを楽しもう!

それこそがわたし達の使命かもしれません。

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