人生後悔の連続、それでも悩まず幸せに生きる3つのコツ

何かを選択した後、それが正しかったか、他の選択肢を選ぶべきだったか、思い悩むことがあります。まして結果が悪いと、もし別の選択をしていたら、この結果にはならなかったと後悔します。

なぜ他の方法を選ばなかったのか、もっと慎重に考えて結論を出すべきだったのではないかと、自分を責めて、悩みはますます深まります。そして、新たな後悔が生じて自分自身を傷付け、トラウマを生むことにもなりかねません。

では、どうすればよかったのでしょうか?

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「あと5分早く起きれば、遅刻しなかった。」「他の道を通っていれば、渋滞に巻き込まれなかった。」「プレゼンでもう一言付け加えていたら、契約を取れたかもしれない。」「あのとき気持ちを伝えていれば、今頃は結婚していただろう。」など、私たちは毎日、実に多種多様な後悔をしています。

後悔とは、結果が出てしまったことに対して、もし違う方法を取っていれば別の結果になったのに、と思い悩むことです。この悩みは、結果が分かった時点から過去を見るので、一生懸命考えた末に結論を出したにもかかわらず、そして、それがベストだと思っていたにもかかわらず、後悔することになります。

後悔は過去に、反省は未来に向けられている

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後悔とは、ただ悔いているだけですから、何も変わらず、今の延長線上に物事が動いていく可能性が大きいでしょう。それに対して反省とは、過去を省みることですから、今後に役立つ経験として活かすことができます。同じ失敗をしないように、行動を変えられますので、自ずと未来も変わっていきます。

それではなぜ、全ての後悔が反省に変容しないのでしょうか?

過去のあの場面で、なぜAを選択してしまったのか。なぜBにしなかったのか。その選択による結果が一大事であればあるほど、後悔は募るものです。なぜなら、後悔とは、理性や知性ではなく感情的なものだからです。

自分を責め、将来は絶望だと思い込んでしまうと、後悔しかなくなります。自分の判断ミスで多くを失ってしまうと、それについての後悔に苛まれ続けます。やらないで後悔するより、やって後悔した方がいい、と言われますが、後悔に苛まれているときには、そのような言葉は、まったく力を持ちません。

そして、失敗したという感覚が大きければ大きいほど、強ければ強いほど、トラウマになりかねないのです。この後悔を辛い体験として、笑いながら話せる日が訪れるとは、決して思えませんね。

これは、後悔に伴う感情がとても強力だからです。例えば、恋人に別れを告げられた場合には、悲しみ、怒り、喪失感、自責の念、絶望、憎しみ、屈辱、寂しさなどの感情を、後悔と共に味わうことが多いでしょう。これらの感情を整理しないと、前に進むことができません。

それでは、どのように感情と向き合えば、気持ちの整理がつくのでしょうか?

【1】後悔と一緒に出てくる感情に気付く

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心が過去に向いてしまうから、後悔に捉われます。そのようなときは、後悔している事柄から、何かを学ぼうとしているのかもしれません。あなたが気付いていない何かを、心が伝えている可能性があります。それを、後悔という感情で表現していると考えられます。

そして後悔している最中は、当然のことですが、幸せを感じていません。ですから、未来永劫、決して幸せになれないと思っています。不幸な自分、幸運に見放された自分、最低だと思っている自分を強く感じています。あなたご自身をひどく責めている最中なのです。

けれど、どうかご自身を責めないでください。責める気持ちが強くなればなるほど、幸せから遠ざかってしまいます。ですから、ご自身を労わるように心がけましょう。意識的に、優しい言葉をかけてあげましょう。

後悔は、あなたを責めて、本来、生きるために使うエネルギーを奪います。ですから、あのときには、あれが精一杯だった。よく頑張った。もう仕方なかった。あれ以上は無理だった。このように、少しずつ後悔している事柄を受け容れてみましょう。そして、駄目だと感じるほうに意識を向けないようにしていきます。

感情が落ち着いてきて、気持ちに少し余裕が出てきたら、あなたご自身に問いかけてみてください。

「私に何を気付かせるために、これは起きたのだろう?」

【2】あなたの自然な気持ちを知る

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どのような感情が出てきてもかまいませんので、あなたの心に問いかけてみましょう。まだ前向きになれないのでしたら、もう暫く、後悔している心の状態を見守り続けましょう。それを否定せずに、ご自身の心に寄り添うようにします。

あなたご自身の気持ちに共感していると、少しずつ、後悔の念が軽くなっていくのが感じられるかと思います。自分への責め方が緩やかになったり、苦しみが軽くなったり、気持ちの揺れ方が収まってきたりするでしょう。

以前のように号泣することが、減ったかもしれません。散らかっている部屋を片付けたくなったり、出かけたくなったりしたら、後悔から抜けつつあるサインです。

【3】過去から未来へ

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自然に溢れてくる感情に寄り添うことで、あなたの心は楽になっていきます。どのような感情でも、否定しないでください。あなたの心が、安心と信頼を感じられるように、出てくる気持ちを、そのまま感じてあげましょう。そうすることで、後悔から学ぼうとし始めるのです。

感情が落ち着いてくると、出来事を客観的に見られるようになります。同じ失敗を繰り返さないように学ぼうと、分析をし始めます。これは、意識が過去から未来へ向いたからできることです。

あなたという存在は、固定されていません。いま存在しているあなたは、変化していく中の、たった今、この一瞬のあなたを捉えたに過ぎないのです。ですから、過ぎたことに捉われて長く後悔せず、夢や希望を持って、今を生きていきましょう。


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