
自分を責めることが癖になっていませんか?
足を踏まれたのに、ごめんなさいと言ってしまう、そんな人ではありませんか?
人に声をかけられると、反射的に責められる!とビビってしまいませんか?
わたしがそうでした。
自分に自信のない、筋金入りの自分を責める人生でした。
当然、しあわせになれるわけがなく、自己嫌悪に苦しみました。
自分を変えるしかない!と意を決し、その方法を必死で探し求めました。
その結果、自分を責めるカラクリ、自分を責めることをやめるカラクリがわかりました。
長年染み付いた、自分と同化しているような癖をやめることは、容易ではありません。
2つのカラクリが、頑なな癖を解きほぐし、徐々に自信を取り戻しました。
ネガティブな人生から救い出し、ポジティブな人生を変えてくれた、そのカラクリとは!
ー目次ー
1.真の生き方求む
2.自分に宣言する
3.自分を責めるカラクリ
①裏の理由
②身を守る
4.自分を責めることをやめるカラクリ
①自己観察
②解放する
③意図する
さいごに
1.真の生き方求む
自分が悪いと自分を責めるのが、わたしの癖でした。生きる基本姿勢でした。
卑屈でした。自分に自信がなく萎縮していました。人より自分が下だ、という気持ちが根っこにありました。自分を卑下するタイプでした。
そんな自分が、心底嫌になりました。限界でした。
カラクリを学んでから、わかったことがありました。自分を責めることで、いい人をやっていた、ということです。そんなカタチでいい人をやっても、なんのいいこともありません。
それどころか、自分を責める波動は、人から責められる波動を生み出しました。つまり、人に責められる現実を、自らが創ってしまうということです。
みんなに愛されている、憧れの人達に、自分を責める人はいませでした。
わたしはなにをやっているんだろう!こんな人生望んでいない!自分を変えよう!いい加減目が覚めました。
2.自分に宣言する
自分を変えるため最初にやること。
「自分を責める癖をやめる!」と宣言します。
言葉に出すとよりいいでしょう。自分の一番しっくりくる言葉がベストです。
宣言することで、自分を責める癖をやめる方向に現実が動き出します。宣言することが大事です。この宣言からスタートです。
モヤモヤはするけれど、宣言するほどではない場合は、躊躇するかもしれません。葛藤がある状態、と言っていいでしょう。
それが悪いわけではありません。正解も不正解もありません。自分が本当にしたいこと、葛藤がない答えを見つけてください。
これを読まれているということは、表面の自分ではなく、本当の自分がなにか訴えているかもしれません。
3.自分を責めるカラクリ
①裏の理由
自分を責める自分とはどんな自分だろう?と考えました。
謙虚で控えめでいい人だと思われたい。または、相手より下に見せることで安全を確保する。自分を責めるのは、世の中を上手く渡っていく処世術。
自分を責める裏にある、打算的な自分に気がついたんです。自分を責めることで、自分の身を守っていたことに気づきました。得するから手離せなかった、ということです。
また、表面では自分を責めながら、心の中では相手を責めていることに気がつきました。自分を責めるとは反対の、傲慢な自分がいました。
自分が悪いという態度を取りながら、心の中では相手を非難し、怒り、責めていました。
人を責める自分はもっと嫌でした。人にも自分にも嘘をついているようで、本当に嫌になりました。そんな自分でいたくない、気持ちよく生きたいと思いました。
また、自分を責めることで、自分の人生の責任を放棄していたかもしれません。自分を責めるのは人と比べるからです。人と比べて自分は駄目だと思うからです。自分の人生を人に明け渡しています。
人と比べるときの価値観は、この世の常識や固定観念、集団意識による価値観です。自分の価値観ではありません。
結局、人に責任転嫁して生きることになります。その方が楽といえば楽かもしれません。
②身を守る
自分を責めることで、身を守っているんです。
この世で生きていくためには、身を守らなければなりませんでした。自分を責めることで、自分の身を守ってきたんです。
自分を責める、という身の守り方をするに至った、恐い体験をしたがはずです。幼少の頃でしょうか、小学校の頃でしょうか。
なので、自分のせいではないと言えます。自分を責めることはありません。
身を守らなければ生きていけなかったんだよね。そう思い込む恐い体験をしたんだよね。だから自分のせいじゃないよ。よくここまで身を守ってきたね。
自分の中にいる、幼少の頃の自分に寄り添い、労り、癒してあげてください。
もう自分を責めなくても大丈夫だよ。恐いことはなにもないよ、と伝え、安心させてあげてください。
自分を責めることは必要ないことがわかり、頑なな癖が、解きほぐれるでしょう。
4.自分を責めることをやめるカラクリ
①自己観察
今まで、なにかあるとすぐ自分を責めました。
これからは、自分を責める前に、自分を責めようとしている自分にいち早く気がつくようにします。自分を責める前に気がつかないと、自分を変えられないからです。なので、自分を責めようとする前に気づくようにしてください。
常に、自分はどんな思考や感情が出ているだろう?と、自分の思考や感情を意識的に観察する癖をつけます。
最初は、自分を責めてしまった後に、気づくかもしれません。それでOKです。観察し続けていれば、自分を責める前に気づくようになります。
気がついたら、自分を責めようとしている自分がいることを、認めて受け入れてください。ここはとても大事です。
認めて受け入れないと、自分を責める気持ちが静まらず、まだ自分を責めたい!と駄々をこねると考えてください。それでは、いつまで経っても自分を責め続けるということです。
認めて受け入れることによって、自分を責めることをやめ、次の段階に進むことができます。自分の望むことを叶える段階です。
自分を責めようとする自分に気づいたとき、そんな自分では駄目だと自分を否定しないでください。また、自分を責めることになります。
自分を責める人は、自分を否定しがちです。自分を否定することを徹底的にやめましょう。
どんな自分でも否定せず、認めて受け入れる癖をつけましょう。とても重要なポイントです。
②解放する
自分を責める自分に気がつき、それが自分にあることを認めて受け入れました。
次は、解放です。自分を責めることをやめる方法です。
今まで、自分を責める自分に、がんじがらめに縛られていました。その鎖を外し、縛られていた自分を解放するイメージをします。
または、自分を責める自分を自分から切り離すイメージをします。
あるいは、自分を責める自分はもう選択しないと心で強く思ってもいいです。
イメージしたり心で思う方法でも、紙に書き出す方法でも、自分が一番しっくりくる方法で解放しください。
自分を責めることに焦点を当てない、自分を責めることを人生に登場させないということです。
この世は二元性なので、自分を責めると自分を責めないは、コインの裏表です。自分を責めることが、なくなるわけではありません。
自分を責める面をずっと裏返してして置いて発動させない、表にしなければ無いも同然、というイメージです。
③意図する
解放したら、次に意図です。
なりたい自分、望む現実をイメージすることで、現実化させます。
自分を責める自分を、自分から切り離したら、空間ができます。その空間に、なりたい自分をイメージして入れます。そうすることで現実化される、というカラクリです。
なりたい自分を強く思い描きます。すでにそうなっているポジティブなイメージをすることが肝心です。
うれしい!喜び!楽しい!などの、ポジテティブなエネルギーを感じてください。ポジティブエネルギーが、ポジティブな現実を引き寄せる、というカラクリです。
さいごに
自分を責めるのもうは嫌だ、と思った大きなキッカケは、「自分を責めている人は同時に人を責めている」ことを知ったからでした。
自分が人を責めていたなんて、ショックでした。
しかし、よくよく自分を観察して納得しました。そうでした、自分を責めるように人を責めていました。
そんなの嫌だと思い、解放と意図をして、自分を責めるのをやめることができるようになりました。
まだ、自分を責めてしまうことがありますが、すぐ解放と意図をします。
自分を責めてしまっても、解放と意図をすれば大丈夫です。
自分を責めていた体験も、実はとても貴重な、必然の体験です。
自分を責めていたからこそ、自分を責めない、しあわせな人生に進むことができるからです。
それはそうですね。なんでそんな当たり前のことを書いているんだろう?と思われたかもしれません。
当たり前といえば当たり前ですが、それこそが、この世の仕組みそのものなんです。そこに、すごいカラクリが仕組まれています。
自分を責めなくなると、人を責めなくなります。
ワンネスの世界に近づきます。
自分を責めることに、自分の大事な時間を使うのは終わりにしませんか?