愛されたいから愛したいへ!夫婦関係改善の極意

  • 2021年2月9日
  • 2023年5月2日
  • 夫婦
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たいていの人は常々「愛されたい!」と思い続けてきた事でしょう。子どもの頃には親に、大人になったら恋人や配偶者や尊敬する人に。

私も含めて多くの人は、人に愛されたいという思いを常々抱いて生きたはずです。ところが気がつきました。「愛されたい」という受け身でいる生きることには、苦しみが待っているのです。子供の頃はともかく大人になってからの愛されたいという切なる思いには、苦しみが付いてくるのです。なぜならそれは自分ではなく相手次第ということになるからです。

幸せになるためには意識を相手に向けるのではなく、意識を自分に持っていくことを私は知りました。「愛されたい。」から「愛したい」へ

あなたそちらの方を選びませんか?私の体験を踏まえてご自身の意識改革をお勧めします。

そうすることによってあなたの人生は劇的に幸せの方向に変わっていくことでしょう。

愛されていないと感じる時こそ自分を振り返るチャンス!

1.

その奥には「人に愛されてこそ価値がある。」という思い込みがあるのかもしれません。自分が自分を信頼する前に自分以外の人の価値観に重きを置いている可能性があります。まずあなた自身に尋ねてみてください。

「私は私のことを十分に愛せてるかどうか?自分自身を信頼できてるかどうか?」

実は、私はそうではありませんでした。私は私自身を人間として社会人として正しくなければ愛せない。物事をきちんとできなければ愛せない。極めつけは、人と比べて愛せない。そんな条件が次々と出てきました。

人はどうやら自分の長所を数えるより、短所を数えるほうが得意なようです。もちろん私もそうでした。

そんな私が日々体験してきたエピソードの一つに夫との間にこんなことがたびたびありました。

~窓を閉め忘れる事件より~

夫から
「また、二階の窓が開いてたぞ!」と言われると、すぐに私の心が反応して、「窓を閉め忘れると言う事に対して、間違ってたんだ!って自分を責め、何度注意されてもわたしは~やっぱり、、、」って落ち込むのです。

別にたいしたことじゃないんです。でも、どういうわけか気をつけてるにもかかわらずいつも忘れるんです。

他にも、洗面所に髪の毛がいつも落ちてるとか、水道の蛇口をきちっと閉めてないとか。。。気をつけてるつもりなのに、いつも注意される。

そして→落ち込む

この頻繁に起きる出来事と度々異常に落ち込む自分にこそ大事なメッセージがあったのです。そこの奥に出てきたのは、「私は、正しくなければ愛されない」という思い込みでした。

ですから、相手から間違いを指摘されたとき自分の非を認めたくないのです。そしてそこに葛藤が生まれます。その後「いつもいつもちょっとしたことでうるさいわね~」と相手に非を求めようとします。

これが何度も繰り返し現れる。この何度も現れる現象こそが自分を顧みるチャンスだということをやがて知ることになるのです。

相手のせいにしていたではいつまでたっても同じことの繰り返し、もっと根本的な解決方法があるのではないか?

相手のせいではなく、私の中にある正しいとか間違いを解放して自分をジャッジしてることに意識を向け、まずは素直になることを選ぶ。間違ってたっていいんです。「そのこと(正しくなけらばいけないという思い込みがあること)を認めれば」という事に気がつきました。

やがて自分の中に合った思い込みを認めた途端、窓を閉め忘れることも、洗面所に髪の毛を落とすことも、蛇口から水が流れ続けることもなくなりました。

ここでひとつ気がつきました。

「繰り返す現象は、自分の中にある繰り返す意識に起因してる」と。。。

2. 「相手をリスペクトできてますか?」


私はできていませんでした。

心のどこかで、私のほうが正しいという思い込みがありました。たとえば、親戚の付き合いごとに「~するように!」といわれて、反発する自分がいました。でも、自分を無視して、「はい」としちゃうとそこにモヤモヤが残りいやーな気分になります。こんなことが起こると、相手への非難の気持ちが沸き起こります。

「まったく、、、夫はわかってないんだから~」って、こんなことが度々に起こる原因はどこにあるんだろう。。。夫婦の喧嘩は宗教戦争の小型版ですね。

自分が正しいと主張することに熱心で相手を認めようとしない。

さて、そんなときこそ自分の心に意識を向けます。起こる出来事は内なるものの現れ、いったい何がこの現象を見せてくれるんだろう。と言う見方をした時

結局、「私は悪くない!」という思いから相手を敵役に仕立ててしまってる自分に気がつきました。そして気がついたら即書き換えです。

「自分が正しいという思いを解放し、相手を敵視することから相手を大切に尊重すること」へ

ただ、これは長い年月相手に対して使ってきた感情だったので何度も何度も意識の書き換えをする必要がありましたが。。。そのことによって相手と意見が違ってくるという現象はほとんど現れなくなりました。

3. 相手のいいと思うところを数える。

 


ちょっと無理をしてでも、一生懸命相手のいいところを数えてください。

人は(私を含めて)、人の嫌なところを数えるのは得意ですが、いいところを数えるのはあまり得意ではありません。

でも冷静になって気持ちをもっと広げてみると、きっとあるはず。そして数えました。

※ 彼は私よりずーっと気帳面で、きれい好きだ。
(細かいことまでいちいち文句を言ってきてうるさい。と捕らえてました。)

※ 彼はお金をとても大切に使う。
(私は今までこれを彼はケチだと思っていました。)

※ 家族をとても大事にする。
(大事にする思いのあまり心配性だと判断していました。)

※ とてもまじめな人だ。
(まじめで新しいことにチャレンジしないつまらない人と評価していました。)

※ そして何より私を含め家族をしっかり養ってくれた。今のこの暮らしがあるのは、やっぱり夫のおかげだった。

最後の文にたどり着いた時、感謝の念でいっぱいになってきました。あれほど嫌っていたのに。。。

出会った頃は、自分にない部分を相手が補ってくれると思っていたことが次第に自分と違う部分を拒否し受けいれなくなってしまったようです。相手を尊敬し、相手のいいところに焦点を当てる。

もしかしたら、これが本当の愛のあり方なのかもしれません。

4. 最後に・・・

「相手のいいところなどひとつもみつけられないわ」とおっしゃる方がいるかもしれません。以前の私がそうでしたから。。。(笑)

では。ご自身のいいところは見つけられますか?

実は、相手のいいところが見つからないときは自分のいいところもなかなか見つけられないんです。いいところを見つけるというのは、そこに光を当てる。そんな気がします。

もともと正しいとか間違いとかの価値基準はなくて、光を当てることが愛だとしたら自分の中に愛の領域が広がるはずです。

愛の領域が広がると...自分を許し、相手を許すことができます。そうしたとき心の中に暖かいものが流れ始め、そして見える現実が見事に変わっていくのです。よく引き寄せの法則の話を聞きますが、それは自分の意識のあり方が、現実の体験を変えるということなのだと思います。

今ご家族や、友人との間であまり仲良くできてないという方がいらっしゃったら、こんな方法で今一度御自分に向き合われることをぜひお勧めします。その結果「愛されたい」と言う思いから「愛したい」と言う思いに変わってるはずです。


       
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