人はなぜ「羨ましい」と感じるのか?羨ましいが消え望みが叶う5ステップ

人の幸せを心から喜べない。すぐに、人が羨ましいと感じてしまう。なんだかわからないけど、幸せそうな人をみると、いらだったり、もやもやして、いやな気持ちを感じる。

でもあなたは、本当は人の幸せも、自分のことのように喜べるようになりたい、と思っていませんか?

でもそれを、どうしていいのかわからない、なぜ、気持ちがもやもやしているのかも、わからない。

ここでは、そんな思いを整理して、人はなぜ、「羨ましい」と感じるのかを知り、その「羨ましい」と感じていることを、あなたも叶えていける、具体的な方法を5つのステップでご紹介します。

1.「人が羨ましい」の仕組み

人はなぜ、「他人を羨ましい」と感じるのか?

実はこの答えは、とてもシンプルです。

「羨ましい」は、自分にはそれがないと『制限』する思いや、それはしてはならないと『禁止』する思いがあると、生まれる感情です。

自分が本当はそうしたいと思っていても、無理・できないと、「制限」や「禁止」をかけていることを、他の誰かがしているのを見た時に「羨ましい」と感じます。

でも、仕組みはシンプルですが、人の気持ちは複雑なので、ときには、自分が人を羨ましく感じていることすら、気づかないこともあるかもしれません。

ステップ1 羨ましいという気持ちに気づく

まずは、「羨ましい」という気持ちに気づくことから、始めてみましょう。

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1.気持ちに気づく(例1)

たとえば、本当は他にやりたいことがあるのに、家事をしているとき、のんびり好きなことをしている夫をみると、なんだか、いらいらとしてくることはありませんか?

そんなときは、いらだちの奥に、「私も好きなことをしたい」「羨ましい」という思いが隠れていないか心を観察してみます。

相手に対する抵抗感があると、表面では「いらだち」や「相手を非難する気持ち」を感じて、自分が「羨ましい」と感じていることに気づかないときがあるのです。

2.気持ちに気づく(例2)

人の幸せを心から喜べないとき、なぜか、もやもやといやな気持ちを感じることはありませんか?

そんなときは、本当は自分もしたかったことを、相手がしていて、心の奥では、「羨ましい」と感じているからかもしれません。

必ずしも、相手がしてることと同じことをしたいわけじゃなくても、たとえば、「幸せになりたい」、「自由になりたい」という思いがあると、相手が幸せそうにしていたり、自由に生きているように見えたとき、「羨ましい」と感じることもあります。

また、「羨ましい」は、実態がつかめず、自分がなんで、いらいらしたり、もやもやしているのかわからないときは、漠然とした、いやな感じが続きますが、「私は、羨ましいと思っていたんだ!」と気づいてみると、案外楽にすっきりすることもあります。

感情は客観視しただけでも、ある程度解消すことができるのです。

そして、「人が羨ましい」と感じている自分に気づいたら、自分を責めずに感情を観察できると、「羨ましい」は、人生をより望む方向へ転換していくための大切なサイン、と捉えることができます。

ステップ2 羨ましいから本当の心の望みを知る

大切なことは、「羨ましい」は、本当は、望むことを叶えていけるよ~と教えてくれている、サインと捉えてみることです。

サインと捉えると、本当の自分が望んでいることに気づくことができます。

「羨ましい」という思いを、相手へのいらだち(抵抗感)や、相手を非難する思い(他者否定)、あるいは、自分にはない・できない(自己否定)で止めずに

「私は本当は、それをしたいと思っていたんだ」という《気づき》に変えてみると、自分の中の「制限」や「禁止」している考え方、捉え方を見つけていくことができます。

人が羨ましい、と感じる気持ちは、誰にでもある心の働きで、「羨ましい」と感じる心があるからこそ、自分が本当は何を望んでいるのか、気づくことができるのです!

そうやって、前向きな気づきに、この感情を使っていくと、人生がスムーズにいきます。

2.この世界の仕組み

ではちょっとここで、この世の仕組みを確認しましょう。実はこの世の仕組みを知ることは、「羨ましい」と感じることを望む現実に変えていくことでもあります。

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この世界は、私たちの意識が創り出している世界です。どのような「意識」を持つかで、すべての結果が変わってきます。

しかしそれは、表面的な意識だけではなくて、潜在意識レベルで望んでいることが現実になっていきます。

簡単にいうと、ポジティブな思いを発せば、ポジティブな現実が、ネガティブな思いを発せば、ネガティブな現実がと、この世界は、驚くほど正確に(というより、ぴったり同じに)私たちが発した思いどおりに出来上がっています。

ただ実際には、人間は、そんなに単純ではないので、ポジティブな思いだけの人もいなければ、ネガティブな思いだけの人もいませんから、両方が混ざり合って、想いの割合にそって、現実ができあがっている、というわけですが。

それでは、「羨ましい」という感情と、現実が創られる仕組みについて、もう少し詳しくみていきましょう。

人が何かを「羨ましい」と感じているとき、「私にはそれはない!」という思いを発しています。すると羨ましいと感じる時に発している思いは、「ない」という思いです。つまり「ない」が現実になるわけです。

もう少し具体的にいうと、たとえば、お金がある人をみて「羨ましい」と感じていると、自分自身から「(あの人のように)私にはお金がない」という思いが発せられます。すると、その思いが、「お金がない」という現実を創り出すのです。

この様に、少しのずれもなく、思いと現実は一致しています。ただそれは潜在意識の領域も含まれていますから、自分ではそんなことは思っていない、と感じることが、現実になっていることもあるのです。

ではどうやったら、本当に望むことを叶えていけるのでしょうか?

3.羨ましいから、望むことを叶える!

ステップ3 「制限」「禁止」を生む、観念に気づく

心から望んでいることを叶えたい、と思うとき、実は「羨ましい」という感情は、とても有効なサインとして使うことができます。

「羨ましい」と感じるから、本当の望みを知ることができ、そしてその望みが叶わない要因となる、「制限」「禁止」を心に生み出す観念を見つけ出すことができます。

たとえば、あなたの目の前に、常識に囚われず、自由奔放に生きている人がいたとします。その人は、小さな子供がいますが、子どもは人に預けて、自由に自分の時間を楽しんでいます。でもあなたにとって、その自由奔放さは、常識がない行動に感じます。

あなたは、その人をみて、「子供がまだ小さいのに、母としての責任がないわね。」と抵抗感を感じました。しかし、抵抗感の奥には、「羨ましい、私も自由に生きたい」という思いがありました。

「自由に生きたい」でも私にはできない、という制限する思いがあるから、相手を否定・批判したくなる抵抗感を感じるので、その抵抗の要因となる、「制限・禁止」を生む観念を見つけていきます。

たとえば、心の中には、こんな観念があるかもしれません。

「母として、子育てをきちんとしなければならない【制限】」
「子供の面倒をみなければならない【制限】」
「無責任にしてはいけない【禁止】」

こんな風に、抵抗感の要因となる、「~しなければならない」と「~してはいけない」の観念を見つけていきます。

見つけたら、次はそれを手放します。手放すとは、あなたが無責任な母親になる、ということではなく、そこにある、自分を縛りつけている「想い」を解放してあげることです。

ステップ4 観念を手放す

ここでは、観念を手放す、簡単な方法をご紹介します!

「~しなければならない【制限】」を「~しなくてもよい」に、「~してはいけない【禁止】」を「~してよい」に変えて、唱えてみます。

「母として、子育てをきちんとしなければならない【制限】」
「母として、子育てをきちんとしなくてもよい」

「子供の面倒をみなければならない【制限】」
「子供の面倒をみなくてもよい」

「無責任にしてはいけない【禁止】」
「無責任にしてよい」

両方とも違和感を感じなくなるまで、何度も唱えてみます。

これをみただけでも、常識的に考えて、えっ~と違和感を感じた方もいらっしゃるかもしれません。

でもこれは、「家庭を大切にしない無責任な人間になる」、という意味ではなく、両方唱えることで、二つの対立する観念が合わさり統合されて、どちらでもよい自在な状態に、自分をいったんおくためです。

どちらでもよい自在な状態に自分があるとき、始めて、常識に囚われず、本来の自分が望む思いが見えてきます。

まずは、騙されたと思って、やってみてください!実践してみると、心が軽くなるのを感じられると思います。

観念は一つではないので、リストにして書きだしてみるとより効果的です。

そして、なによりこれをやってみると、「羨ましい」という気持ちは、ほぼ消えていることに気づくかもしれません。

ステップ5 本当の心の望みを叶える

「~しなければならない」と「~しなくてもよい」、「~してはいけない」と「~してよい」の両方の観念を唱えて、違和感を感じなくなったら、その意識の状態で、もう一度、自分に尋ねます。

「わたしは、どうしたい?」

そこで、でてきたあなたの思いは、本当のあなたの願いです!

たとえば、ここで、「子どもを預けて、一人の時間を楽しみたい」と感じたなら、それがあなたの心の願いです。

心の願いがわかったら、あとは、それが「できる」と決めます。そして、実際にやってみるのです。

実は、この二つの対になる観念を、違和感がなくなるまで唱えることは、自分に制限・禁止をかけていた思いや、そこにあった、「むり・できない」の感情の解放を行っています。

観念や感情が「できない」という思いをつくっているのですから、最初は、「そんなことは、絶対できない!」と思っていた人でも、自分の中にあった対立する二つの観念を、違和感がなくなるまで唱えてみることで、自然な形で、「できる」と思えるようになってきます。

一度やってもうまくいかない場合は、まだ心の中に別の観念があるのかもしれません。ここは一つづつていねいに観察して、手放していきます。

これはけして常識のない人になるためのワークではありません。 こうやって、観念を手放すことで、逆に調和とバランスのとれた、愛ある行動をとることができるようになります。

そして、何よりも、思いが現実を創っているのですから、あなたが「できる」と思えば、本当に「できる」のです!

4.最後に...

こうやって、私たちは、「羨ましい」という思いをきっかけに、本当の自分が望むことを知り、自分の意志で、「できない」を「できる」に、「ない」を「ある」に変えていけます。

私もある時、心の観察をしていたときに「羨ましい」と感じている自分に気づきました。それまでは、もやもや感が、羨ましいからきていることにすら気づかないでいたのです。でも今では、この思いが、望むことへのサインとなって、道しるべをしてくれていると思うと、わかりやすいサインだな~と感じています。^^


       
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