疎外感を感じる時ってどんな時ですか?
自分が他の誰とも違うと感じるとき。
「あの人ちょっとヘンだよね~」と笑われたとき。
人はおもしろいもので、個性的で自由でありたいと願いながら、他と同じでないことに強い不安を抱いたりするものです。
今というこの時期は、今まで私たちが認識していた世の中から大きく変化しようとしている『激動』の時でもあります。そんな時は、誰しも不安が大きく顔を出します。
今までにない強い疎外感を感じているあなたへ、そこから確実に抜け出すコツをお伝えします。
その先にはあなたが心から望む世界が待っています!
1.二元性というこの世の仕組みを知ること
この世の仕組みを理解すると疎外感から抜け出しやすくなります。
疎外感の反対は言葉で表現すると何でしょう?
疎外感は、孤独、ひとりぼっち、さびしさですから、反対の言葉は安心感や満足感といったところでしょうか。
疎外感に対して安心感、男性に対して女性、幸せに対して不幸、昼に対して夜というようにこの世の中には、必ず相反するものが存在しています。
この相反する二つのものが存在する(二元性)そのものが『この世の仕組』みだということを、しっかり認識することがそこから抜け出すための第1歩です。
私たちは、地球という学び舎にこの2つの相反するものを体験するために生まれてきているのです。
その先には「統合」という大きな目的があるのですが、このことについては、このブログの無料講座の方でわかりやすく伝えられていますので、ぜひ申し込んで読んでみてください。
疎外感ひとつをとってみても、何度も何度も疎外感を感じてみたり、その反対の安心感を感じてみたり、まるで一日の昼と夜をあたりまえのように繰り返し体験しています。
もうそろそろこの体験を終えて抜け出しましょう!
2・現実は『ホログラム』であるということ
次に、疎外感から抜け出すためのコツは、
現実は自分自身の想いの反映「ホログラム」であるという新しい視点を持つことです。
あなたの日常を少し振り返ってみてください。
たとえば、メールをしても返事が返ってない!という出来事があったとき、怒らせたのではないか?と不安でいっぱいになると案の定、相手がカンカンに怒っているという現実を見ることになった経験はありませんか?
不安という想いは、ネガティブな現実を創り出します。
大雑把に言うと、メールの返事が返ってこないことに対して何の不安もない状態だと、現実にも相手からは何事もない返事が返ってくるのです。
ネガティブな想いからは、ネガティブな現実。
ポジティブな想いからはポジティブな現実が創られます。
しかし、ホログラムはそれほど単純ではないということをつけ加えなければいけないのは、ホログラムは顕在意識だけではなく、私たちの無意識までを見事に映し出す精巧なものだからです。
「無意識」に気づくことは、むずかしいことですが、意識することで変えていくことが必ずできます!
疎外感を抜け出して本当に喜びに満たされた安心感に到達するためには、疎外感を現実に映し出している大元の自分自身の心のクリーニングが最も重要だという結論に達するのです。
そのクリーニングのひとつとして「疎外感」が今、あなたの目の前にクローズアップされています。
まずは、キッカケとして「この世界はホログラム」だという新しい視点を持って「疎外感」を観察してみてください。
3・今を楽しむ!ということ
疎外感には強い不安がつきものです。
疎外感という誰とも違う自分を感じるということは、あなたはそれだけ自分自身の本当の声にフォーカスしようとしている状態でもあるのです。
不要なネガティブな感情はいらない!とはっきり意識して手放すだけでよいのです。
疎外感は何も悪いものではありません。
他の誰かと一緒でない自分をダメだと思っているあなたの思考回路が、目の前の現実を暗くしています。
今、どんな場面で疎外感を強く感じていますか?
その時、あなたの心はなんとつぶやいているのでしょう?
それを聞いてあげられるのは、あなたしかいないのです。そっと小さな子どもに寄り添うように聞いてあげてください!!どんなに常識ハズレなことでも、怒りにまみれたつぶやきでもいいではありませんか。
ただただそのままを批判せず受け入れて聞いてあげてください。まずはそこからです。
ゆっくりした時間を作って自分自身の本当の声を受け入れてみましょう。
それと同時に、ふとした時に自分の中からわきあがる直感の声に従って行動してみたり、幸せだな~と感じる気持ちを大切にじっくり味わってみてください。どんな人にも必ず目の前に最善の出来事が用意されています。
ぜひ今その瞬間を「楽しもう!」という意識にチャンネルを合わせてみてください。
未来は今ここの連続です。今を楽しむことが未来に続いていきます。
4.日々の習慣に着目すること
「アファメーション」を取り入れる
人は習慣の生き物だといいます。現実はホログラムという視点から見ると、まさに現実はその人の「思い込み」からできているということがわかります。
毎日の積み重ねが習慣となり「思い込み」の現実を確固たるものとしています。
その「思い込み」の中で一番強力にネガティブな現実を創るものは自己否定です。
その「自己否定」が習慣になっていないでしょうか?
「自分はダメだ」「他の人と同じでない自分はおかしい」「自分はまだまだダ」という思い込みは、目の前の現実を苦しいものとします。よぉ~く観察してみてください。
仕事を始める前に「こんな仕事の仕方じゃダメだ」だから「がんばろう!!」などという思いグセはありませんか?
もし、見つかったら即刻「ダメだ」という思いを手放して「できる!!」というウソでもいいのでポジティブな言葉に変えてください。
疎外感は自分はダメだという自己否定感があるとなくなることがありません。
そんな自己否定感を手放していくひとつの方法として、アファメーションはとても簡単で素晴らしい効果を発揮してくれます。
◉私は私のことが大好きです!
◉私はすばらしい!
◉私はどんどん豊かになっていく!
などの「アファメーション」は、毎日をポジティブな現実に変えていくために欠かせません!
毎日朝、顔を洗うときに鏡の自分に向かって唱えてみてください!
その時に、鏡の中の私に向かってほんのちょっとニコッと笑いかけてみるとさらに効果的ですよ^^
5.新しい波の到来
今という時代は、以前よりも「楽しむ」という意識を持つ人も多くなりました。それと同時に「疎外感」を感じる人も増大しています。
そんな今とは反対に疎外感を感じさせない時代がありました。日本の歴史の中で第二次世界大戦が終り、終戦を迎えた頃「働かざるもの喰うべからず」という言葉が生まれました。この言葉の根っこには、とにかく働かないとお金が得られないよ!!食べていけないよ!!という大きな不安を煽るエネルギーがありました。
日本人のほとんどが貧しい時代にあった頃、「豊かさ」に向かって、がむしゃらに働き続け、働くことが自分や家族を幸せにするという誰もが同じ方向に意識を向けられていた頃、疎外感は生まれにくい状況にありました。
ところが日本が、各家庭にテレビや冷蔵庫、洗濯機が置かれ豊かになリ始めてきた矢先、突如出現した愛と自由を歌う「ビートルズ」や風変わりな衣裳を着た自由人「ヒッピー」という存在は、当時の人にとって新たな意識を目覚めさせるセンセーショナルな風だったのです!
「ヒッピー」は当時の突然湧き起った疎外感を象徴するような存在でした。がむしゃらに働く日本人は「ビートルズ」に憧れ、時に熱狂し、得体の知れぬ「ヒッピー」という存在に、どこか秘かな憧れを抱いたそんな時代があったのです。
その記憶は私たちのDNAの中にしっかり刻み込まれています。歴史がくり返すというのは、私たちに「記憶」があるからなのです。
歴史という「記憶」は、時代を経ても「働かなければ」という意識をつなぎ続ける一方、宇宙的なサイクルはさらに進化し続け、支配とコントロールに満ちた3次元の「男性性」の社会が終焉を迎え、愛と受容の「女性性」のサイクル4次元~5次元領域に大きく変化し向かい始めたと伝えられるようになりました。
いつの時代も時代の波に抗うことはできません。新しい波の到来です!時代の波も変化するあなたを応援してくれます。
6・自分自身の中の「男性性」と「女性性」を意識してみること
戦後の日本の姿に象徴されるように、目的を達成し問題を突破し解決するたくましい男性性のエネルギーは、あっという間に日本を経済的に成長させ大国といわれるまでに育てあげました。
しかしその反面、男性性に対する女性性の、すべてを受け入れ包み込むやさしい世界は、残念ながら経済大国と言われる日本の中では、排除され虐げられるのが現状でした。
ところが今という時期は、まさにこの転機が訪れているときなのです!
疎外感を感じる人が増えているということは、今までどおりの生き方では、行き詰まってしまっていることをハッキリと現しています。
時間を惜しみ肉体を酷使してお金を稼ぐだけでは、何かがうまくいかなくなってしまいました。
がむしゃらに働くことがあれほどあたりまえだったのに、誰も褒めてくれる人がいなくなり、信じ続けていたこれまでの社会に疎外感を感じるようになりました。それは、今これを読んでくださっている方一人一人が実感として感じていることだと思います。
そんなあなた自身をまず自分自身が許し全面的に受け入れてあげてください。
疲れた身体を休めゆっくりと呼吸を取り戻していくうちに、自分自身が本当に喜びを感じること、幸せだなぁ~と感じることがあなたの想いの中に必ず浮き上がってきます。
包み込むあたたかな気持ちはあなたの中にある大切な「女性性」です。
*まとめ*
疎外感は、まさに書いて字のごとく「外を疎ましく感じる」感覚です。
自分以外の誰とも違う感覚は、あなたの心の内側に眠った宝物に気づかせるためだったのです。自分自身が心地いいと感じる感覚、幸せだなぁ~と感じる喜びの気持ちを辿っていくことは、自己信頼を育み望みを実現できる可能性を拡げてくれます。
私は、ニチメコでこの地球での2元性の体験の仕組みや、目の前の現実が「ホログラム」であることを学び、それを実践していくことで、私が心から願うことは必ず叶うことを実感できるようになりました。今、この激動の時代に疎外感を感じているあなたは、まさにチャンスという扉の前にたっています!
疎外感を感じたとき、他の人と一緒でないことを決して怖がらないで、あなたが本当の自分に気づくためのチャンスだと思ってみてください。
私は、そういう人達が1人でも多く増えることが、幸せがますます広がるやさしい世界になることだと心から信じています。
この6つのことは「疎外感」という暗い世界から確実にあなたを引き上げます。