目標設定ができない人のための心に優しい3つのステップ

お仕事や人生、学びや趣味において、目標を設定することはとても大切ですね。目標は、自分の持つ能力や才能が発揮されるように、道標となって誘導してくれます。そして、人生を最大限に楽しんだり、自分の可能性を発掘し広げたりしてくれます。ですから、適切な目標設定をすれば、人生がより豊かになり楽しめるようになるでしょう。

けれど、とても落ち込んでいる時は、目標を考えるどころではありません。ただ存在するだけでも辛い状況の中で、夢や目標は何かと問いかけられても、そちらに意識が向きませんね。どうしたら、そのような状況から逸早く抜け出せるのでしょうか?

まず、目標設定ができないときの状態を思い描いてみましょう。

  • 何も考えることができない
  • 自分の気持ちが分からない
  • 状況が理解できない
  • 動こうと思っても動けない

このような状態だと思います。

この状態に至るまで、どのような経過をたどって落ち込んだのでしょうか?

ステップ1、信念を知る

例えば、仕事で失敗して落ち込んだとします。落ち込んでいる原因は、「仕事で失敗したこと」です。けれど、原因となっている「仕事で失敗したこと」をいくら悩んでも、何も見い出せず、気分は落ち込んだままです。解決の糸口さえみつかりません。
何故、みつからないのかというと、そこには、無意識化した信念があるからなのです。

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信念には、何の矛盾もない理性的な信念と、倫理的に説明できず、矛盾が生じる非理性的な信念の二種類があります。
「間違いを犯す」ことを例にして考えてみましょう。

  • 理性的な信念は、人は不完全な生き物であるから、間違いを犯すことはある。
  • 非理性的な信念は、人は完全な生き物であるから、間違いを犯してはいけないし、間違いを犯すのは駄目な人間だ。

仕事の失敗を、どちらの信念で捉えるかによって、その後の精神状態が大きく変わります。

理性的な信念で捉えると、「失敗したのを後悔しても仕方ないから、次は失敗しないようにしよう。」となりますし、非理性的な信念で捉えると、「自分は駄目な人間で、この仕事には向いていない。もう終わりだ。」となります。そして、落ち込んだ状態から抜け出せなくなってしまいます。

この状況から抜け出すには、非理性的な信念を探して削除し、理性的な信念に入れ替える必要があります。まずは、このようなことがあると受け容れて、探してみることから始めましょう。

最初は分からずに戸惑うでしょうが、慣れてくれば、どのような問題が起こっても解決できるようになっていきます。

ステップ2、感情の癖を知る

誰もが、起きた出来事に反応する、その人特有の感情の癖を持っています。
何人かが同じ不快な体験をしたとき、人によって、沸いてくる感情が違うのを経験したことはありませんか?
ある人は悔しがり、ある人は腹を立て、ある人は自分を責め、ある人は怖がるなどと、まさに様々な反応を示します。これが、その人が持つ感情の癖です。まずは、その癖を知ることから始めましょう。

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何かにつけて怖がりな人は、自分には怖がる癖があると知っているだけで、次の選択が違ってきます。怖いと思ったら、自分の癖がそのように感じさせているのかもしれない、と思ってください。そして、少し離れて客観的に状況を観察してみましょう。

怖いと感じる癖がある人は、首尾よく運んだ場合、「出来過ぎて怖い」と思いますし、難しい局面では、「失敗するのが怖い」と思います。すると、客観的な判断ができなくなり、怖いという感情に縛られてしまいます。このように感情の癖を放置すると、積もりに積もって動けなくなってしまうのです。

目標設定もできないほど、自分が分からなくなり、動けなくなってしまう感情の癖。ずっと気づかなかったこの癖を、どのようにしたら手放せるのでしょうか?

ステップ3、手放し方を知る

長い間、気づかなかった感情の癖。これを手放すには、感情の癖にただ質問するだけです。
「どうしたら、あなたを慰めて、手放すことができるの?」

今まで、気づいてさえもらえなかった感情の癖は、気づき認められたことで納得します。そして、あなたを困らせるのを止めてくれます。更に、ご自身に向き合った経験は、今後の行動の選択基準を変えてくれるでしょう。

目標設定ができない、つまり進みたくない時には、「休む」という選択ができるようになります。ただ動けないのと、休むことを選択するのとは、同じ動かないにしても、大きな違いがあります。

休むと選択したということは、いずれは動くということです。けれど、今は動かないことを、自ら決めたのです。今まで頑張り過ぎてしまったり、もう傷つくのは嫌だと思っていたり、理由はさまざまです。決めることができた。今はそれで充分です。明るい気持ちで、ご自身の選択にOKを出しましょうね。

そして、気力、体力、判断力が回復したら、目標設定をしましょう。

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とても大きな夢を目標にしたら、それは、ただの夢で終わるから、目標にする意味がないと思いますか?
私は、そうは思いません。

その夢を思い描いたときに、気持ちは明るくなり、心は軽やかだったでしょう?
その感覚が、とても大切です。

ただ目標を達成するためなら、達成可能な目標を設定すればいいのです。けれど、その目標をイメージしたとき、ワクワクしますか?心が踊りだしますか?一所懸命に頑張ろうと思えますか?

目標設定をする、もうひとつの大切な意義は、気持ちが明るくなり、やる気になっているときの波動を創り出すことです。その波動を感じながら毎日を過ごしていると、いつの間にか人生が好転していくのです。

ぜひ、その感覚を味わってくださいね。


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