
「人の目が気になる」、「人の目を気にしてしまう」という感覚は少なからず、誰にでもあると思います。でも、それが度を過ぎると、とても生きづらくなっていきますね。もしかしたら、あなたは自分が回りからどう思われているか気になって悩んでいるのではないですか?
私は、我が家のすぐ横の一段高い空き地に家が数件建つという出来事から、「とても人の目を気にしている」自分に気づきました。ところが、夫はまったく気にならないといいます。建築中の今から気にしているのは、なぜでしょう?過度に人の目を気にしていると何もできなくなってしまいます。
「私は、どうして人の目が気になるのだろうか?」この疑問から、自分と向き合ってみることにしました。そして気づいたのが、幼少期の体験からきているということがわかりました。
今回は、人の目を気にしないで自分軸でのびのびと生きるためのヒントをお伝えしたいと思います。
1 人の目が気になる人の特徴
人の目を気にする人や人の目が気になる人は、次のようなことで生きづらさを感じてはいませんか?
たとえば・・・・・・
- 人前に出るのが苦手
- 自分の思いを出せない
- 自分でなかなか決められない
- 緊張する
- 自分のしたいことが分からない
- 自分を犠牲にして人のために頑張る
- 自分の意見より人の意見に合わせる
- 人に良く思われたい
- 嫌われたくない
- なぜだか分からないけど怖い
- どう思われているか不安になる
人の目を過度に気にすることは、人生をとても生きづらいものにしてしまいます。
やることがあるのに、自分のことを後回しにして、人の仕事を引き受けて大変な思いをして疲れたり。服を買う時に、人にどう思われるか気になり悩んでなかなか決められなかったり。そうこうしているうちに、いつの間にか自分の好きなものもわからなくなってしまっているということもあります。
人にどう思われるか気にしている人は、全員から好かれようとしている八方美人なところがないでしょうか?実は、私にもそういうところがあります。
あの人にも好かれたいけど、あの人からも嫌われたくないと、自分を相手に合わせようとしてしまいます。自分の気持ちを無視して相手に合わせていると、いつの間にか自分を見失ってしまいます。
自分のほしいものはなに?
やりたいことは誰のため?
何のため?
もし「人の目」だけが理由だとしたら、それは自分を生きていないことになります。いつも人の目を気にしている人は、「自分軸で生きていない人」です。では、どうして自分軸で生きられなくなったのでしょう?そこには、そうなった原因が必ずあるはずです。
2 育った環境が影響しているかも・・・・・
人の目が気になる人は、生まれ育った地域や家庭環境などが影響していることがあるようようです。たとえば、人の目をとても気にする親に育てられると、「○○だと思われたら恥ずかしい」「○○が見ているよ。」などと言われて、親の期待にこたえようと無理する癖がついている人や兄弟姉妹で比べられて育った人は、自分に自信が持てず、自己肯定感が低い人が多いようです。
私の母は、とても世間体を気にする人です。育った環境が噂話がすぐに耳に入る環境だったので、私は、母親から人の目や人の評価を意識させられる言葉をたくさん聞いて育ってきたように思います。私が、世間話が苦手なのもそういう環境で育ったからだと思います。嫌だな~と思いながらも、いつの間にか自分の意識より人の意識を軸に考えるようになっていたのですね。
それから、日本人は海外の人から見ると「どうしてそんなに人の目を気にするの?自分がしたいようにすればいいのに!」と不思議に思われているところもあるようです。「人の目が気になる」は日本人の国民性、集団意識からきているところもあるようですね。
では、どうしたら人の目を気にしなくなるでしょうか?
3 原因を探しに子供時代に戻りインナーチャイルドを癒す
では、どうしたら人の目を気にしなくなるのでしょうか?
子供のころの体験に、その原因となる自分の思いより人の目を気にするきっかけが必ずあるはずです。「ありのままの自分ではいけないんだ」と思い込んだ過去。私にもありました。「幼い頃、わがままな子だった」と母にたびたび言われたことがきっかけで、「自分の思いを出すことはわがままなことなんだ。」そう思い込んだ記憶が蘇ってきました。
子供のころの思いを感じることで私のインナーチャイルド(子供のころの思い)を癒すことができます。
大人になった私が子供ころの私を優しく癒してあげることでインナーチャイルドは元気になり自信を取り戻していきました。子供のころに閉じ込められた思いは、気づいてやることで癒されていくのです。私は、ずーと近くに住む母の機嫌がとても気になっていましたが、それは子供のころの思いが癒されていなかったからだということを知りました。癒されることで開放され、とても軽くなりました。
癒されていない子供のころの思いがあれば、癒してあげてください。あなたは、あなたの保護者であり、よき理解者です。そして、自分を批判しないでください。大人になったあなたは、あなたのしたいことを選択し、人の目を気にせず、あなたの思いを優先してもいいのです。どうぞ、これからは、自分軸でありのままにのびのびと自由に生きてください。
最後になりますが・・・・・
実は、私の母は「噂話は聞きたくない」とよく言っています。噂話は好きではないようです。それなのにどうして母は噂話をよく耳にするのでしょうか?私はニチメコで、願望実現の仕組みを学んでいます。想いが現実になる仕組みです。以前お話ししたことがあるように思いますが、願望にはポジティブな願望とネガティブな願望があります。母は「噂話は聞きたくない」というネガティブな思考感情での想いが現実になっている体験をしていること、にも気づくことができました。そういう私も噂話を聞くのは好きではありません。
私はこの負の連鎖をここで手放し、みんなが笑顔で喜びを分かち合える、愛し愛される幸せな世界を創造し続けたいと思います。
いかがでしたか?
少しでも、お役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。