叱らない子育てでどうして子供の心と親の心が育まれるのか?
叱らない子育てと、叱れない子育ては違います。
教育書などでは、子供は褒めてそだてましょうとか、怒ることや叱ることはよくありませんと書かれていたりしますが、その言葉だけ鵜呑みにして、根本的な理由を理解し実践しなければ、親子の関係を築くことも、心を育むことにも繋がりません。
叱らないで褒めましょうというのは、子供の可能性の芽を親の価値観や凝り固まった考え方でつぶさないようにしましょうという教訓であって、叱るのがいけないということではありません。
もし叱るのであれば、感情をぶつけるのではなく、子供と同じ目線でお互いに理解しあうことなのです。この子供と同じ目線でというのがとても大切です。
これは自分の子供時代と対比させ、私の子供のときはこんなに大変だったんだ!苦労したんだ!と自分の気持ちを同情させるためのものではありません。
あくまで自分が子供の時に、親にどうして欲しかったのか?どうだったらもっといい関係が築けただろうか?という視点に立つために対比させ、自分がして欲しかったことを子供にしてあげるのです。
そうすることで、自分の心も子供の心も育まれていきます。
では僕が経験した教育書には載っていないリアル子育て体験を通して、どうやって子供の心が育まれ、僕も成長していくことが出来たのかについて触れていきたいと思います。
これを知れば、心を育てるポイントは、とってもシンプルで当たり前の「たった1つの事」にあることがお分かり頂けると思います。