お金が足りない本当の原因→感情?整理をすれば対処ができる。

  • 2018年1月24日
  • 2024年1月28日
  • お金
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いつもお金が足りないと思われているあなた、お金を必要とする私たちすべての人が「お金がない、お金が足りない」と思っているとは限りません。中には「お金はたっぷりある」と感じていらっしゃる方もいるでしょうし、「お金のことなど気にかけてもいない」という方もいらっしゃるでしょう。

「そ、そんな~!誰もがお金がもっと欲しいと思っているんじゃないの?」と思っているのなら、「お金はいつも足りないもの、もっと欲しいもの」としてあなたに定着している可能性があります。そして、それがお金が足りないという現実をあなたに体験させているのかもしれません。

もしお金に縛られずに生きられたら、あなたは生きることがどれほど楽になるでしょう。いつも「お金が足りない」思っていらっしゃる方のために、今回はお金のことを自分軸から考えていきたいと思います。

もうお金が足りないと思わなくてもよくなるように、ぜひ一緒に考えてみてください。

お金が無いほうが豊か?!

この地球上にはたくさんの種類の生き物が生息しています。もちろん私たち人間もその生き物の一種です。でも、生きるためにお金を必要としているのは私たち人間だけですよね。

何もしなくても生きているだけでお金が必要な現在の社会。日々の衣食住や出産からお葬式に至るまで、お金が全てについて回ります。

そもそもなぜこんなふうにお金が必要になっていったのでしょう?

ある説によると、お金を使わなかった縄文時代の暮らしはとても豊かだったそうです。すべての人が飢えることなくお互いが助け合って生きていた。一万年も続いたと聞いていますから、それは豊かで平和でなければ続かなかったと思います。

それが物を交換するためにお金ができ売買するようになったことから、お金を貯める、集めるという意識が芽生えてきたのだと思います。そして富める者とそうでない者の格差が生まれてくるのです。

やがてそこに、お金に対する人間の欲、後悔、憎悪、罪悪感、許せない気持ち、恐れや不安などの感情が付随してきます。そうなってお金は単なる流通のための道具ではなくて、もっと別のものになってしまいました。

お金があるという優越感、お金がないという劣等感。そういった感情もついてくるようになります。この時点でお金は物を交換するツールから、私たちの感情を乗せてしまう怪獣のようになったのかもしれません。

感情はエネルギー?

ところで、感情というのは私たちが生きることに影響を与える、とても大きなエネルギーだということを知っていただきたいと思います。

ニチメコでは沸き起こる感情と向き合い、私たちを進化や成長から遠ざける不要な感情を手放し、喜びや幸せなどの望む感情と入れ替えることによって願望を実現していくということを学んでいます。

これは「内観と自己実現」という禅の世界にも通じることです。

つまり私たちが体験している現実は、感情といつの間にか沁み付いた思い込みが非常に大きな関わりを持っているということです。あなたが常識や当然のこととして無意識に受け入れている思い込みと沸き起こる感情が、あなたの今の現実に映し出されていると言っても過言ではありません。

私はハイゼミで学んで10年余りになりますが、その感情と対峙し自分の葛藤と向き合い、思い込みを改めることによって人生が驚くほど変わってきました。それで、このことを多くの人が抱えるお金の問題に応用してみたいと思ったのです。

あなたが今体験している出来事は、お金の問題に関わらず、すべてがあなたの心が映し出したものであるということをまずは知ってください。それはあなたの感情と思い込みが創り上げた映像なのです

ということで、まずはあなたが今持っているお金に対する感情と思い込みをチェックしてみましょう。

思い込みチェック

お金に対する思い込みは、想像以上に多いと思います。たとえば、

  • 一生懸命働かないと手に入らない
  • すぐ無くなってしまうから、少しでも使わないよいうにしなければいけない
  • 汚いもの
  • 無いと不安でしょうがない
  • 減ると心配
  • 貯めておかないと将来が不安
  • お金持ちはすごい
  • 必要な時には必ずやってくるもの
  • 私にはいつも必要なお金が用意されている
  • お金の心配はしなくても大丈夫
  • 使うことに罪悪感がある
  • 高価なものほど価値がある
  • お金がないと幸せになれない

他にもまだあるかもしれませんね。あるだけいくらでも思いつく限り出してください。あなたが持っているお金に対する思い込みが、どんなふうに現実に影響しているかじっくり向き合ってみてください。

お金に支配される?

私事ですが、退職して年金生活になりひどくお金に対して神経質になった時期がありました。

収入が年金だけになってしまい、今まで通りの収入がないことにとても不安を覚えたのです。少しでも減らさない暮らし、損をしない生き方、老後の心配などなど、毎日家計簿をつけては、月末には決めた額で納まっているかどうかチェックしていました。

ところがある時、ふと気がついたことがあったのです。スーパーで食料品を買っている時にあちこちでこんな声を耳にしました。

「これのほうが安いよ。」
「こっちがもっと安い。」
「こっちに安いのがあるよ。」

そして、広告をみれば「激安」の文字。そこで違和感に気づいたのです。「なんか嫌だなあ~、安いのを追っかけているようで」とつくづく思いました。

安い物を買ってお金が減るのを少しでも少なくするということなのだろうか?
安いからより多くのものを手に入れようという気持ちからなのか?

これって、お金に生活を支配されているんじゃない?!

そしてある年の暮れのことでした。あちこちを整理していて気がつきました。思っていた以上に不要な物がたくさんあるのです。数年間ほとんど使わずしまっておいた物。お金を出して買ったにもかかわらず、私にとって不要な物が数多く出てきました。

この時、私の葛藤が始まります。

「本当に必要な物を、必要な分だけ手に入れたらそれでいいのではないか?」

「お金の本来の役目を差しおいて、お金を自分の感情の道具にしてしまっているのではないか?」

「お金が減ることを恐れているにもかかわらず、不要な物をお金と交換しているのはなぜ?」

このようなお金に対しての私のあり方に何か違和感を感じたのです。

本来のお金に気づく

それからしばらく私はお金と向き合いました。私にとってお金とは一体何なのか?

その結果、「必要な時に必要なものを運んできてくれるもの」というところに落ち着きました。そしてきっぱり宣言したのです。

「私はお金と良い関係でいます。」

「お金に感謝します。」

「今後お金に困ることはありません!」

すると私のお金に対する思い込みが外れて、少しづつお金と良い関係でいられるようになりました。

お金に対する思い込みや感情に気づき心の整理をしたことで、必要以上に物を買わなくなっていきました。そして本当に必要な物にお金を支払っていくうちに、私が長年持ち続けていたお金が減ることへの恐れは消え、それだけではなくお金を使うことに喜びを感じるようになっていったのです!

その結果、不思議なことに収支に余裕が出てきました。

結局、わたしにとってお金は私の人生を支えてくれる相棒というところに落ち着きました。

「今年も仲良くしようね。私の大切なお金さん」

あなたの中にお金に対する思い込みを見つけることができましたか?その思い込みこそが、あなたとお金の関係を今の現実に反映させているのです。

本当の豊かさ

ウルグアイの元大統領のムヒカ氏はこんなことを言っています。

残念ながら、私たちは働いて使い捨てる文化を持ってしまった。
そんな文明では長持ちする物は作れない。物をたくさん売らなければならないからだ。

こうして環境を破壊していく。
しまいにはいくらあっても足りなくなる。そして、際限なく働かなければいけない。

人は何のために生まれてきたんだと思う?

本当に貧しい人とは、いくら物があっても次から次へと欲しがる人のことなんだよ。

お金があなたにとって素晴らしい相棒となりますように、そしてあなたが本当の豊かさを手に入れるために、あなたの心の整理をぜひお勧めします。

お金と良い関係でいられますように。そして、十分な豊かさを感じて受け取れますように。


       

 

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