無力感の発信元は私の中のもう1人の私だった

「無力感」なんてバカにしていました!!

私は、どんな困難があってもそれに立ち向かい前向きに生きていくことを「良し!」としていたからです。

「何もしたくないなんて、そんな怠けたことを言っていてはいけない!」と微塵も疑うことなく信じていました。

当時の私の辞書には、生きることとは、すなわちポジティブで前向きであることのみ!
「無力感」という文字は存在しませんでした。

ところが結婚後、夫との生活にいい知れぬ限界を感じていた頃、私は台所で食器を洗いながら、ふと自分の中にいる真っ黒な子どもを感じたのでした。

カラカラの井戸の中で真っ黒で動かないひからびたような子どもでした。

一体この子は誰なんでしょうか?

この子との出会いから私の人生は大きく変化していきました。

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インナーチャイルド

*その1・出会い

突然、私の心の中に登場した「ひからびたような真っ黒な子」この子は死んではいませんでした。かすかに生きているように感じました。

私にとってこんな出会いは生まれて初めてです。

40年以上生きてきて、「出会い」を自分の中に感じる初めてのことです。

でも、その子は何も言ってくれません。

しかも身体がひからびて真っ黒です。

私は、この子を感じたことで今まで否定し続けてきた「無力感」が自分の中に存在することを受け入れないわけには行かなくなってしまいました。

「無力感」が完全に私のものである。というよりも私の中の真っ黒な子から感じるものが「無力感」そのものという感じです。

後に、この私の中に突然現れた真っ黒な子がインナーチャイルド(内なる子ども)というもので、傷ついた子どもの心として私の潜在意識の中から私の思考や言動に影響を与えているものだということを知り、その存在をしっかり認識するようになりました。

私は、自分のインナーチャイルドに「ちびヒロ」と名前をつけ時々話しかけるようになりました。

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*その2・変化

ふと気づいて、ちびヒロを感じるといつも真っ黒なままでコロンと転がっている感じでした。そんな状況は、私がちびヒロと出会って2、3年くらい変わらなかったと思います。

何を言っても響く様子もなく、インナーチャイルドを癒すための瞑想やヒーリングというものをやったとしてもほとんど変化がありませんでした。変化があってもすぐに元の無力感に戻りました。

私のインナーチャイルドは、相当傷ついているというイメージがありました。

私が生まれた時に遡ってみると私は、自分の首にへその緒を3重巻くらいにして仮死状態でこの世に生まれてきました。とりあげた産婦人科の先生が、私を逆さにしてお尻をたたいたらやっと泣いたというエピソードが残っているくらいです。

生まれるときに死んで出てくるほどの「無力感」は相当重症だったのでしょう。。。

私の潜在意識にそんなちびヒロの「無力感」が強く影響しているので、表に現れている私の意識がいくら前向きで明るくてもやはりネガティブなエネルギーの引力は強力だということを私はあらためて感じていました。

どんなにうれしいことがあったとしてもどこか心が曇っている感じをごまかせなくなってきました。

「無力感」の私のインナーチャイルドをそのまま受け容れる。

ただ何もしたくない真っ黒でカラカラな状態を否定せずそのままを見る。

長い間、変化はその程度のものでした。

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*その3・隠された感情に気づく

私の結婚した相手は、ストレートでわかりやすい人でした。その頃の私と違うところは、夫は怒ることを隠さない。隠せない人でした。

私はその反対で怒ることがほとんどないように人から見られていました。

それまでの自分の人生を振り返っても思春期に無愛想に過ごしていた記憶があるくらいで大人になってからは、怒ることはみっともないこと、おとなげないことだと思っていたので自然と「怒り」を封印していました。

それに怒ることが怖くてできないというのも正直な気持ちでした。

無意識で無力感を生まれたときから抱えて生きてきた私にとって、まわりの人から愛されなくなることは「死」を意味するほど怖いことです。

どんなに「怒り」を引き出す出来事が起こったとしても「自分が悪い」とすべてを引き受ければそれで済むことだと決めていました。

目の前の人間関係が人から見てどんなに最悪であったにしてもそれを失うことも怖いことでした。

しかし、私は、ニチメコでネガティブな感情を受け容れるということを学びます。「怒ってもいい」「怒る」ことは悪いことではない。(怒りを外にぶちまけることではありません。ただ「怒り」が在ることを認めることです)

そのことを自分自身にやっと言ってあげられたときから、ちびヒロは変化の兆候を見せ始めました。

気づくとただ真っ黒だったちびヒロから、ぶつぶつと呟くような文句?が聞こえてきたのです。笑

私はちびヒロの文句が可笑しくて可笑しくて、なぜか大好きでした。

自然と受け容れる気持ちになることが不思議でした。

誰にもわからない私だけの正直な気持ちをちびヒロがそのままを代弁してくれているように感じたからだと思います。

私は「怒り」の感情のおかげで、ちびヒロと手をつなぐことができるようになってきたのです

それまでは「無力感」に横たわる真っ黒なちびヒロを眺めるだけでしたが、ちびヒロが怒っていると一緒になって「そうだ!そうだよねー!!怒りたくなるよね!!!」と心からその想いに共感することができたのです。

それは、私とちびヒロの2人だけの秘密のあたたかい時間でもありました。

ろうそくの灯りがやさしく灯る部屋で時にちびヒロを抱き寄せお互いの鼓動をひとつにするように静かに寄り添うときに幸せを感じました。

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*その4・そして今

「無力感」を発していた私のインナーチャイルド「ちびヒロ」は、今では「私と共に生きる」共同創造をしています。

とても強力な頼りになる相棒として活躍しているイメージです。

その様子を例えるなら、インナーチャイルドの「ちびヒロ」は私の内側の無意識の部分(潜在意識) 主に、ネガティブな感情を汲みあげて私へ知らせてくれる役割といったところでしょうか。。。

先日、こんなハイゼミの学長のメッセージがありました。

ネガティブの活用方法を知ることは
この世の大いなる発見だと思います。

なぜなら、ここに気づくことが
できれば、争いは起こりようが
ないからです。

以前の私は、ネガティブな感情を感じる自分のことさえも「悪いこと」として認識していました。

しかし、ハイゼミで学び実践を続けている今は、ネガティブな感情を味方に変え、私の未来を創造する原動力に変換していくことが身についてきたのを感じています。

私にとって「無力感」の象徴「ちびヒロ」と共に心から望む幸せな世界を創造している今!

それは私の奇跡です!


       
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