怒りが収まらない時。自分をコントロールする為の3ステップ

  • 2021年6月13日
  • 2022年11月3日
  • 生き方
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「怒り」がどうしても収まらない。

一気に沸点に達する怒りや長く持ち続けている静かでフツフツとした怒り。本心では「どうにかして収めたい」と思うけれどどうもにならないそんな体験など。

このようなイライラした気持ちはなぜ繰り返えされ、持続していくのでしょう?

そんな「どうしても繰り返してしまうイライラした気持ち」との向き合い方、心の変換の取り組みを一つご紹介したいと思います。

1、 「収まらない怒り」その後の自分のパターン

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1-1まず自己分析してみる

例えば「頭に血が上る」という例えがあるように、瞬間湯沸かし器のように脳天に一気に駆け上るような怒りは、その瞬間はどうにもできないもの。そんな時はまずその怒りそのものではなく、怒りが浮上したその後の自分の思考のパターン、コチラにまず注目し、分析してみます。

自分自身が落ち着いたときなどがより、振り返り向き合いやすいです。例えば、友人との意見の食い違いで怒りがドバッと沸いてきたとします。パターンの分析は「この後」です。「この後」の自分の反応や思考と向き合い、分析していきます。

1-2「怒りが収まらない」その後の思考回路

<1>「心の中で相手を責め立てる」
「責め立てている」と自分を責める

<2>「毎回どうして責めたて立てちゃうんだろう」と後悔する

<3>「自分はダメだなぁ~」と自己嫌悪に苛まれる

<4>「でも自分は悪くない!」と正当化する【ゴール地点】

再び【ゴール地点】の<4>を刺激されるとまた
【スタート地点】へ戻り、怒りが浮上する

このパターンを繰り返しています。怒りの感情が沸き起こった後の思考に
一定の法則があるのがわかります。「自己嫌悪しその後自分を正当化する」というゴールへと向かう流れです。

どの場合も<1>~<4>のルートを辿ることが多く、あてはめて把握することもできます。

2、 怒りの浮上はまず「思考」が先に動く

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2-1「出来事や相手は関係がない」

先に出来事や相手があってその後に感情が浮上するように感じている私たちです。ここががいつもパターン化している「思考」がすで先にあって、そこが何かに刺激されると感情が浮上する、このような仕組みがあるようです。

【その1】でいうと、最終的な着地である「自己嫌悪」に陥る思考のパターンがすでに先にある、ということ。

スタートした「怒り」から「自分は悪くない!」のゴールに着地。またそこを刺激されると「怒り」が浮上する、そしていつものパターンを辿り「自分は悪くない!」へ着地する、そしてまたスタート地点の怒りへ戻る。「怒り」に対する一定のパターン化された思考ルートがあるということが見えてきます。

日常生活の中で、その誘発の原因、出来事も対象の人物もさまざまですが、「先に自分の思考のパターン」があり、それにのっとってその後、多種多様な刺激によって怒りの感情が浮上する。このような構造をもって私たちは生きているようです。

2-2「感情の浮上はまず「自分の持つ思考」が先。「出来事や相手は関係がない」ということ。

この構造を把握しておくことも、向き合うステップの認識を深めるのに、とっても役立ってきます。

3、思考のルートを根気よく変換し、新しい思考へお引越しよう!

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「怒りが収まらない!」その瞬間は収まりようがありません。「自己嫌悪」がそもそも「怒りの収まらなさ」を引っ張りつづけ、スタート、ゴールを繰り返し続けていたことも分析から認識できます。

思考ルートを把握し、辿るルートそのものを変えてゆくことができます。感情の浮上の先にある「思考」を根気よく変換していきます。では【ステップ2】でご紹介したパターンを使って以下に実際にやってみようと思います。

スタート地点・怒りが収まらない!浮上

<1>「心の中で相手を責め立てる」
「責め立てている」と自分を責める

<2>「毎回どうして責めたて立てちゃうんだろう」と後悔する

<3>「ダメだなぁ~自分って」と自己嫌悪に苛まれる

<4>「でも自分は悪くない!」と正当化する【ゴール地点】

スタート地点「怒りが収まらない!」はそのままに感じます。その後思考が辿るのは<1>の「心の中で相手や自分責めたてる」というルートです。まずこの一コマを意識的に別の一コマに変えていきます。

「相手や自分を責めるルートだ。。」と自分に気づかせてあげるだけでも、これまでのルートを選ばずにできそうです。

「出来事や相手は関係がない」ということをここで採用すると、出来事や相手自体を「責める」ルートの必要もなくなります。

「なにか他に別の理由があるのかも?」という別の思考ルートも思いついたりします。このルートを選択すると<2>の「後悔」へのルートは必然的に必要がなくなります。<2>以降のルートを遮断する、新しいルートが構築しやすくなってきます。

そうはいっても、「いやぁ~~!今回は相手を責めるルートに行ったなぁ」というとき。次の思考ルートの<2>「後悔」この一コマを変えていきます。「何か教えてくれていることがあったのかも?それはなんだろう?」という一コマにしてみたら後悔のルートも次第に選ばなくなってきます。

すると<3>の自己嫌悪は変換され、<4>の正当化へ思考が辿ろうとするパターンもここで遮断していくことができてくるようになります。感情の浮上はまず「自分の持つ思考」が先。「出来事や相手は関係がない」ことも、一緒に認識していくのもここで役立ってきます。

このようにして、いままでの思考のパターン、ルートを少しづつ別の一コマ、別の一コマ、という風にコマを根気よく変換していきます。

スタート地点の怒りを誘発する【ゴール地点】。そこを創っている「先にすでにある思考のパターン・ルート」を変えていくこと。

感情より先にある「思考」を変えていくことは、「収まらない怒り」が浮上する前の、そもそもの「自らの思考パターンを総取っ変えし、思考ごとお引越ししてしまおう!」という向き合い方でもあります。

コツは「楽しみながら変えていくこと」

ゲームをするような感覚でパターン化した思考のコマを変えていきます。

4,まとめ

「怒り」は、これまでの慣れ親しんだ「思考のパターン」を即、採用しようと自動化されているかのように強靭ではじめはなかなかいまくいきません。

そこを根気よくコマを変換することで「新しい思考のパターン」を次第に選べるようになってきます。

繰り返してきた「思考パターンのゴール」も変わってくるので、「スタート」の「収まらない怒り」にも次第に影響が及んでくる、というプロセスです。

「なんて面白い仕組みだ!」そう感じます!私自身も現在進行形で向き合い続ける取り組みの一つです。

「怒りが収まらない」に対する自分自身との向き合い方、3つのステップをご紹介しました。お読みいただき本当にありがとうございました。ご自身との向き合い方の何かご参考になれたら幸いです。


       

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